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監督交代の名古屋、連敗を3でストップ…広島に先制許すも前田弾でドロー

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同点ゴールを奪った名古屋グランパスMF前田直輝(写真は9月4日のもの)

[9.28 J1第27節 広島1-1名古屋 Eスタ]

 J1は28日に第28節を開催し、エディオンスタジアム広島では5位のサンフレッチェ広島(12勝7分7敗)と11位の名古屋グランパス(8勝7分11敗)が対戦。前半33分にDF野上結貴の得点で広島が先制するも、同44分にMF前田直輝が決めて名古屋が追い付き、1-1で引き分けた。マッシモ・フィッカデンティ監督体制初陣となった名古屋は連敗を3でストップさせた。

 前節の横浜FM戦(●0-3)で12試合ぶりの黒星を喫した広島は同試合から先発1人を入れ替え、MF森島司らを先発起用。一方、3連敗中で23日に風間八宏監督の解任、フィッカデンティ氏の新監督就任を発表した名古屋は、前節清水戦(●2-3)から先発3人を入れ替え、前田、MF米本拓司、DF太田宏介らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 スコアレスで試合が進む中、前半28分に広島がゴールを脅かす。野上が打ち込んだ縦パスを、PA前で受けたMF川辺駿が右足の強烈なシュートを放ったものの、クロスバーを叩いて先制点を奪うには至らず。しかし同33分、森島が蹴り出したCKから完全にフリーになった野上がヘディングで叩き込み、広島が先制に成功した。

 1点のビハインドを背負った名古屋だが、前半44分に同点に追い付く。右サイドのスローインからボールをつなぐと、FWジョーのパスをPA内で受けた前田がトラップでマークについていた野上を外すと、冷静に右足で流し込んで試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、同12分に広島ベンチが動き、FW渡大生に代えてFWドウグラス・ヴィエイラをピッチへと送り込む。徐々に広島が押し込む時間帯が長くなるものの、名古屋が粘り強い対応で勝ち越しゴールを許さない。

 その後は後半29分には再び広島ベンチが動き、森島に代えてMF清水航平を投入し、名古屋も同32分に前田に代えてFW赤崎秀平を投入するなど、ともに交代カードを切って勝ち越しゴールを狙いにいったものの、最後まで2点目は生まれず。1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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