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これはうまい!! 後方からのボールをMF奥川雅也が…1G1Aの活躍でザルツブルクの逆転勝利に貢献

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ザルツブルクMF奥川雅也(写真は9月14日のもの)

[9.28 オーストリア・ブンデスリーガ第9節 ザルツブルク4-1オーストリア・ウィーン]

 オーストリア・ブンデスリーガ第9節が28日に行われ、FW南野拓実とFW奥川雅也の所属するザルツブルク オーストリア・ウィーンをホームに迎え、4-1の勝利を収めた。

 奥川は先発出場を果たし、南野はベンチスタートとなった一戦は試合開始早々の前半2分にDFアルバート・バルチのオウンゴールで先制を許してしまう。しかし同33分、中央でボールを受けたMFマジード・アシメルが味方との2度のワンツーで中央を突破してゴールを陥れ、ザルツブルクが試合を振り出しに戻した。

 さらに前半37分にはスルーパスから抜け出した奥川に好機が訪れるが、シュートは相手GKに阻まれてネットを揺らすには至らず。しかし同44分、後方からのパスで右サイドを駆け上がった奥川のクロスからFWセク・コイタがネットを揺らし、ザルツブルクが逆転に成功した。

 2-1とザルツブルクがリードしたまま後半を迎えると、同10分に奥川が今度はゴールを記録。右サイドからコイタが浮き球のパスを前線に送ると、左サイドからPA内に走り込んだ奥川がジャンプしながら右足ダイレクトボレーで巧みに合わせ、ループ気味のシュートで鮮やかにネットを揺らした。第7節以来となる奥川の今季4点目が生まれ、ザルツブルクのリードは2点差に広がった。

 後半20分には味方のシュートのこぼれ球に反応した奥川が強烈な左足シュートを放つが、好反応を見せた相手GKに右手1本で弾き出されてしまって自身2点目とはならず。しかし、攻撃の手を緩めないザルツブルクは同34分、左サイドを抜けた奥川の折り返しが相手選手のクリアミスを誘うと、こぼれ球をケイタが蹴り込んで4点目を記録した。

 後半36分には3枚目の交代カードが切られ、今節の南野は出場なし。奥川は今季初のフル出場で4-1の逆転勝利に大きく貢献した。

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