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「同じ立場だったら…」フッキ、元同僚の“中国帰化”について言及

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フッキが中国に帰化したFWエウケソンについて言及

 上海上港に所属するブラジル代表FWフッキがブラジル『ガゼッタ・エズポールティーバ』のインタビューに応じ、中国に帰化したFWエウケソンについて言及した。

 エウケソンは母国リーグのビトーリア、ボタフォゴを経て、2012年12月に中国へ渡り、広州恒大に加入。高い得点力を武器に3度のリーグ制覇に貢献し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を2度も経験した。2016年1月には上海上港に移籍したが、今年7月に広州恒大に復帰。そして今年、中国国籍を取得し、先月にマルチェロ・リッピ監督が率いる中国代表に初招集された。

 上海上港でチームメイトだったフッキは、エウケソンの帰化に対して「良い決断をした」と言及。「中国で長年アイドルとして過ごし、帰化することは彼と中国にとって良いことだった。帰化しようとしている国と強いつながりがあるのは有益だ。中国リーグで長い間プレーしたことがあるなら、中国サッカーのことをよく知っているし、誰もが彼のことを知っている。間違いなく良い決断だ」と語った。

 フッキ自身も、2008年7月に東京ヴェルディからポルトに加入し、公式戦170試合77得点を記録。こういった活躍からポルトガルに帰化する可能性もあったという。

「同じ立場だったら、僕は問題なく帰化するだろう。ポルトにいた時、ポルトガル代表入りの機会があった。だけど、ポルトガルに来て2、3年だったので断った。僕は若くてブラジル代表でプレーすることを夢見ていたからね。そして、そうなったことに感謝しているよ」

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