beacon

1か月ぶり復帰のムバッペ、パリSGへ改善求める「相手が恐れなくなった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

キリアン・ムバッペがチームに改善を要求

 約1か月ぶりの実戦復帰を果たしたパリSGのFWキリアン・ムバッペが、チームに改善を要求している。

 28日に行われたリーグ・アン第8節で、ボルドーと対戦したパリSG。なかなかゴールを奪えない時間が続く中、60分にムバッペは途中出場。するとチームは活性化し、70分にFWネイマールが決勝点。1-0で勝利し、前節の敗戦を払拭している。

 8月26日の第3節トゥールーズ戦で負傷し、1か月の離脱を強いられたムバッペだったが、この試合では決定機を迎えるなど好調なプレーを披露していた。試合後『Canal +』で、制限をかけながらのプレーだったと明かしつつ、チーム全体としてパフォーマンスを改善していかなければならないと語っている。

「簡単ではなかった。僕らは最近の試合で、相手にそれほど脅威を与えられていないことを認めなければならない。対戦相手はもっともっと僕らを走らせるようになった。でも試合に勝てない時は、相手が恐れなくなるのは普通のことだよね。勝利を取り戻し、多くのゴールを奪う必要がある」

「今日は良かったかって?1、2点は決めなかればいけなかったね。僕がリズムを見つけて、ネイマールが点を取った。すべて順調だよ。今日は少しブレーキをかけながらプレーしたけど、それでもケガのことは忘れられる。今後数週間でもっと良くなるよ」

 なお、トーマス・トゥヘル監督は「ムバッペがすべてを変えたか? そうではない。彼には3つの決定機があったが、決められなかったね」と注文。それでも、「彼はスピード、クオリティ、個性があり、ゲームを支配して多くのチャンスを作った。アウェイでのベストゲームだ」と称賛した。そして試合を振り返り、「非常に満足しているが、1点しか取れなかったことには失望している」と、課題を述べている。

 今季はすでにリーグ戦で2敗を喫し、この試合も含めて勝利した直近3試合はすべて1点差と、やや苦しむ状況が続いているパリSG。20歳FWと指揮官は、パフォーマンスの改善を求めている。

●フランス・リーグアン2019-20特集
●酒井、昌子の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP