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イタリア人最多出場記録更新のブッフォン、キャリア継続の要因は?「CL制覇を許さないこの人生に感謝」

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記録を更新したGKジャンルイジ・ブッフォン

 ユベントスジャンルイジ・ブッフォンは、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で優勝できないことがここまでキャリアを続けられた要因だと話した。

 今夏、1シーズンぶりにユベントスに復帰したブッフォン。現在41歳とキャリア最終盤に差し掛かってのトリノ帰還を選んだ同選手は、28日のSPAL戦に今シーズン2度目の先発出場を果たすと、クリーンシートでの勝利に貢献する。

 さらに、この試合はブッフォンにとって全公式戦903試合目の出場となり、元ミランのパオロ・マルディーニ氏が持つイタリア人の公式戦出場記録を更新する快挙を成し遂げる。20年以上にわたるキャリアの中で、9度のセリエA優勝や5度のコッパ・イタリア制覇、イタリア代表として2006年のワールドカップ優勝など数々のタイトルを獲得してきた。

 しかし、欧州最高峰の舞台CLでは、ユベントスの一員としてこれまでに2003年、2015年、2017年と3度のファイナル進出を果たしたが、いずれも準優勝に終わる。ただ、これがブッフォンのキャリアにおいて大きなインスピレーションになっているようだ。

 マルディーニ氏の記録を破る金字塔を打ち立てた元イタリア代表守護神は、SPAL戦の後、「チャンピオンズリーグで優勝させてくれないこの選手人生に感謝しなければならないし、これが大きな励みになっている。そうでなければ、なぜまだプレーし続けるのか問い続けることになっていた」と話し、CLについて語った。

「いまだに走り続け、再び挑戦できることは最高のことだ。しかし、今シーズンに1試合でもヨーロッパの舞台に立てるという合意はない。僕たちはユベントスで、アマチュアクラブではない。コーチから呼ばれた時にプレーすることになる」

 また、マルディーニ氏の記録を上回ったことについて「大きな満足だ。とても幸せで、とても誇らしく思う。それに、ハイレベルの選手としてこの場にいられることにも満足している」と喜びをあらわにしている。

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