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宮市亮に求められるノルマ…ザンクト・パウリ監督が“このリーグで記録できる数字”を設定

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ザンクト・パウリFW宮市亮

 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリを率いるヨス・ルフカイ監督は、アタッカーとしてのFW宮市亮を高く評価しているようだ。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』で、一時はSBでも起用した同選手について語っている。

 ルフカイ監督はPK戦の末に勝利を収めた8月のDFBポカール1回戦リューベック戦で、守備陣の人材不足により途中から宮市を右SBに配置。新ポジションでのパフォーマンスを評価した様子で、続くリーグ戦3試合でも右SBや右ウィングバックといったポジションで起用していた。

 しかし同監督は、クラブが8月末にヨーテボリから獲得したスウェーデン人DFセバスティアン・オールソンを今月16日に行われたハンブルガーSVとのダービー(2-0)から右SBに置くと、宮市は右ウイングに復帰。「リョウを攻撃で必要とする」と、アタッカーとしての宮市に再び期待を寄せていた。

 そしてオランダ人指揮官は今回、『モルゲンポスト』の取材であらためて宮市の起用法に言及。「リョウには、チームのために攻撃的な強みをより発揮してほしい」と強調し、「彼はこのリーグで4~8ゴール、4~8アシストを記録できる選手。ディフェンダーとしては難しい数字だが、ウイングの選手には全員それを求めている」と話している。

 なお宮市は、29日に行われた第8節ザンドハウゼン戦(2-0)でのアシストを含めて、今季これまで1ゴール2アシストをマークしている。全試合にフル出場と今シーズンはコンディションも万全の様子の26歳だが、ルフカイ監督が課すノルマを達成できるのか、注目したいところだ。

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