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低調マンU、マクトミネイ先制弾も勝ち切れず…アーセナルとのビッグマッチはドロー決着

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ビッグマッチはドロー決着

[9.30 プレミア第7節 マンチェスター・U 1-1 アーセナル]

 プレミアリーグは30日、第7節の1試合を行い、オールド・トラッフォードでマンチェスター・ユナイテッドアーセナルが激突。1-1で引き分けに終わった。

 互いに10月3日にヨーロッパリーグを控える中、ビッグマッチに臨んだ。ここまで2勝2分2敗と調子が上がらないユナイテッドは、FWマーカス・ラッシュフォードやMFポール・ポグバ、MFアンドレアス・ペレイラらを起用。DFアーロン・ワン・ビサカがメンバーから外れ、右SBにアシュリー・ヤング、左SBにアクセル・トゥアンゼベを起用した。

 前節アストン・ビラ戦で4試合ぶりの白星を挙げたアーセナルは、キャプテンに就任したMFグラニト・ジャカやMFルーカス・トレイラ、FWピエール・エメリク・オーバメヤン、DFカルム・チャンバースらを起用。さらに左ウイングには、ELフランクフルト戦で1ゴール2アシストと活躍した18歳MFブカヨ・サカが入っている。

 試合はともに最後のところで精度を欠き、なかなか決定的なシーンが生まれない状況。ユナイテッドは前半29分、右サイドのハーフェーライン付近でパスを受けたA・ペレイラが中央へ斜めに仕掛け、PA手前から右足を振り抜く。しっかり枠を捉えたが、GKベルント・レノのセーブに阻まれた。

 アーセナルは前半44分、カウンターからサカがPA内まで運んで左足シュート。GKダビド・デ・ヘアが弾いたボールにMFマテオ・グエンドゥジが反応し、PA右深くから右足を振り抜いたが、これもGKデ・ヘアの好セーブに防がれ、右CKを獲得した。

 ユナイテッドはこのセットプレーからカウンターを仕掛け、PA右からMFダニエル・ジェームズが中央に入れたボールはファーサイドに流れたが、回収したラッシュフォードがPA手前にパスを送り、ペナルティーアーク手前でボールを受けたMFスコット・マクトミネイが右足を一閃。これがゴール左上隅に突き刺さり、均衡を破った。

 1点ビハインドのアーセナルは後半10分、トレイラに代えてMFダニ・セバジョスを投入。13分、トゥアンゼベの横パスをインターセプトしたサカがワンタッチでスルーパスを送り、オーバメヤンが間合いを詰めたGKデ・ヘアの頭上を突くシュートを流し込む。副審が旗を上げ、オーバメヤンのオフサイドと判定されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により得点が認められた。

 追いつかれたユナイテッドは後半25分、左CKからヤングがクロスを送り、マークを外してフリーとなっていたマクトミネイが決定的なヘディングシュートを放つが惜しくもクロスバーの上。28分にはセットプレーの流れから前線に残っていたDFハリー・マグワイアがPA右手前から右足シュートを放ったが、GKレノの好セーブに阻まれた。

 後半29分に両ベンチが動き、ユナイテッドはA・ペレイラとMFジェシー・リンガードに代えてMFフレッジとFWメイソン・グリーンウッドを投入。アーセナルはFWニコラ・ペペを下げてMFリース・ネルソンを送り込んだ。

 その後はユナイテッドがやや優勢に試合を進め、後半アディショナルタイムにはペナルティーアーク左脇でFKを獲得。ラッシュフォードが右足で直接狙ったが、GKレノがファインセーブに阻まれ、試合はそのまま1-1でタイムアップ。勝ち点1を分け合った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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