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[ブラサカアジア選手権]日本代表は川村、佐々木康の2試合連続弾でマレーシア代表に快勝

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提供:日本ブラインドサッカー協会

【IBSAブラインドサッカーアジア選手権】(タイ・パタヤ)
[グループリーグ第2戦 日本代表2-0(前半1-0)マレーシア代表]
 来年の東京五輪パラリンピックの出場国を決める最終予選を兼ねたブラインドサッカーのアジア選手権の第2戦が行われ、日本代表は2-0でマレーシア代表に快勝した。

 終始攻め続けていた日本代表は前半7分、FKからエース川村怜が右足で決めて先制。流れを完全につかんだが、その後、場内の停電により一時中断。前半18分に第2PKのチャンスを得たが、川村が外し、追加点を奪えなかった川村はハーフタイムを迎えたときに、珍しく感情をあらわにした。

 後半も終始攻め続け、なかなか得点できない時間帯が続いたが、後半から投入された43歳の佐々木康裕が同11分に混戦からうまく抜け出して左足で決め、2試合連続ゴール。勝利を大きく引き寄せた。なお、同じB組のイラン代表がオマーン代表に10-0で大勝。勝ち点で日本とイランは並んでいるが、得失点差で日本が+7に対し、+14のイランがB組の暫定1位となった。 

 日本代表はそのイラン代表とB組1位をかけて10月3日、日本時間午前10時から激突する。14年ぶり2度目のアジア制覇を狙う日本代表にとって最初の関門になる。

得点者
川村怜(前半7分)
佐々木康裕(後半11分)

[前半の先発メンバー]
GK1佐藤大介
FP10川村怜
FP3佐々木ロベルト泉
FP7田中章仁
FP6加藤健人

[後半の先発メンバー]
GK1佐藤大介
FP2寺西一
FP3佐々木ロベルト泉
FP11川村怜
FP14佐々木康裕
ガイド 中川英治
監督 高田敏志

【IBSAブラインドサッカーアジア選手権 大会概要】
▼参加国とグループ
Group A:中国(3位)、タイ(15位)、韓国(16位)、インド(30位)
Group B:イラン(6位)、日本(13位)、マレーシア(17位)、オマーン*

※1回戦総当たりのグループリーグを行い、各グループ上位2カ国、計4カ国が決勝トーナメントへ進む。日本はすでに来年のパラリンピックの出場権を得ており、日本を除いた上位2カ国に出場権を得られる。

※( )内の順位は世界ランク。オマーンは2018年代表チームが発足し、今回が初の国際試合となるため、世界ランキングデータはなし

▼日本代表の大会スケジュール
9月30日〇5-0 オマーン戦
10月1日〇2-0 マレーシア戦
10月3日10:00 (8:00)イラン戦
10月5日10:00 (8:00) 7位決定戦
   17:30 (15:30) Bグループ1位 対 Aグループ2位
   20:00 (18:00) Aグループ1位 対 Bグループ2位
10月6日10:00 (8:00) 5位決定戦
   17:30 (15:30) 3位決定戦
   20:00 (18:00) 決勝戦
※( )の時間はタイの現地時間

▼アジア選手権過去の戦績
2005 優勝(3か国)
2007 4位(4か国)
2009 準優勝(5か国)
2011 3位(4か国)
2013 準優勝(3か国)
2015 4位(6か国)
2017 5位(6か国)

【日本代表メンバー】
GK佐藤大介(たまハッサーズ)
GK高橋太郎(ラッキーストライカーズ福岡)
FP川村怜(パペレシアル品川)
FP田中章仁(たまハッサーズ)
FP黒田智成(たまハッサーズ)
FP加藤健人(埼玉T.Wings)
FP寺西一(パペレシアル品川)
FP佐々木ロベルト泉 (パペレシアル品川)
FP佐々木康裕(松戸ウォーリアーズ)
FP園部優月(free bird mejirodai)
ガイド中川英治
監督高田敏志

(取材・文 林健太郎)

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