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「まだ、何も終わっていない」…浦和MF関根、超絶ミドル弾も喜びは抑え目

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浦和レッズMF関根貴大

[10.2 ACL準決勝第1戦 浦和2-0広州恒大 埼玉]

 紛れもないスーパーゴールだった。そして、リードを2点差に広げる価値あるゴールだった。当然、喜びを表した浦和レッズMF関根貴大だが、歓喜を爆発させたわけではない。それは、「まだ、何も終わっていない」という気持ちがあったからこそだった。

 左アウトサイドの位置に入った関根は序盤からキレのあるドリブルで攻撃をけん引し、前半19分には左サイドからパスを打ち込んで、FWファブリシオの得点をお膳立て。自身も前半だけで3本のシュートを放つ積極性を示すと、後半30分に大仕事をやってのける。

 FW武藤雄樹が蹴り出したCKは一度ははね返されたものの、「良いところにボールがこぼれてきた」とPA外でこぼれ球を関根が拾うと、右足を一閃。弾道の低い凄まじい勢いのシュートが一直線にネットに突き刺さり、ダメ押しとも言えるチーム2点目を奪った。

「自分もビックリしたけど、あそこのコースは見えていた。しっかり決められたのは良かったし、チームにとっても大きなゴールだった」

 チームは2-0の完封勝利で広州恒大に先勝。公式戦での勝利は8月14日の天皇杯3回戦水戸戦(○2-1)以来、11試合ぶりとなったが、喜びは半分と言ったところか。それは「まだ、何も終わっていない」からだ。

「この日の勝利で次のステージに進めるなら喜ぶけど、まだ何も終わっていない気持ちがあった。このゴールが意味を成すのは次の試合。どういう形であろうと突破することで意味があるものになると思う」。まだ、準決勝の半分が終わったばかり。23日に広州恒大のホームで開催される第2戦で決勝進出を決め、喜びを爆発させるためにも、最高の準備を進めていく。

(取材・文 折戸岳彦)
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