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沼津U18から初の国体選手。「ゴンさんと居残りでシュート練習」で力磨く静岡県FW杉本が1ゴール

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静岡県FW杉本大雅(沼津U18)は1ゴールを記録。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.2 国体少年男子準決勝 静岡県 6-1 山口県 新浜緑地多目的球技場]

 設立2年目のアスルクラロ沼津U18から初の国体静岡県選抜選手だ。沼津U18の一期生でもあるFW杉本大雅(2年)は、前線での献身的な動きに加え、ゴールも決めて静岡県の勝利に貢献した。

 序盤から先制点に繋がる積極プレス。その杉本は前半11分、MF藤原健介(磐田U-18)の右CKを頭で合わせてゴールを破った。「ミニ国(国体東海ブロック予選)の時もセットプレーで決めているので狙い通りでした。ニアでしっかりと合わせられた」と杉本。今大会初ゴールを決めた杉本は後半にも惜しいシュートを放つなど、後半12分に交代するまで存在感のある動きを見せた。

 シュートは今年からアシスタントコーチ的な立場でU18チームを指導するFW中山雅史(沼津)にアドバイスを受けながら磨いたものだ。「週3日くらい、ゴンさんと居残りでシュート練習をやったりしているので、色々アドバイスもらっている」。その成果をゴールで示した。

 目標の日本一まであと1勝だ。「静岡を日本一にすることを大事に。チームを代表してきているので、チームに帰った時も経験を伝えたい」と杉本。全国制覇を果たし、その経験を自身とチームメートのレベルアップに繋げる。

(取材・文 吉田太郎)
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