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[MOM2989]静岡県DF菊地脩太(清水ユース、1年)_仲間に感謝の優勝ゴール

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後半20分、静岡県CB菊地脩太(清水ユース、左端)が決勝ゴール。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.3 国体少年男子決勝 静岡県 1-0 広島県 カシマ]

 全国大会決勝で殊勲の決勝ゴール。U-16日本代表候補CB菊地脩太(清水ユース、1年)が、静岡県を8年ぶりとなる全国制覇へ導くゴールを決めた。

 この日、静岡県はなかなかセカンドボールを拾うことができず、広島県に主導権を握られる展開になっていた。シャドーの位置から飛び出してくる相手に決定機を作られたシーンも、セットプレーからポスト直撃のシュートを打たれた場面もある。だが、菊地やGK大畑神唯(JFAアカデミー福島U-18、1年)がゴールラインを割るまで諦めずに守り続けたことが後半の決勝点に繋がった。

 後半20分、静岡県は左SB鈴木登偉(藤枝東高2年)のクロスで左CKを獲得。そして、MF藤原健介(磐田U-18、1年)が右足でボールを蹴り込むと、中央へ到達したボールに走り込んだ菊地が右足ダイレクトでゴールに蹴り込んだ。コーナー方向に駆け出した菊地は歓喜の雄叫び。背番号3が値千金のゴールを叩き出した。

「結果としては自分が決めたことになっているんですけれども、自分のゴールと言うよりもみんなで守り抜いてたまたま自分だったというだけですね」と菊地。優勝ゴールは、チームメート全員の力が結集して決まった1点であることを強調した。

 その1点を守った静岡県が1-0で勝利。決勝を無失点で終えたことを喜んだ菊地だが、悔しさも残る大会だったという。準々決勝の東京都戦ではU-16日本代表のFW野澤零温(FC東京U-18、1年)、山口県との準決勝もU-16日本代表FW河野孝汰(山口U-18、1年)といずれも注目エースに1ゴールを許しているからだ。

 対戦相手のエースを止める存在になること。読みの速さと身のこなしなど、今回の国体で屈指のCBであることを示した菊地は「ヘディングのところだったり、自分のところでシャットアウトするところだったり、隙をなくすことにこだわっていきたい」という目標を持って、今後も日々努力を続ける。

(取材・文 吉田太郎)
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