元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、古巣ユベントスとインテルによる“イタリアダービー”について語った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が3日、伝えている。

　1993年から2012年にかけてユベントスで活躍し、数々のタイトルをもたらしたクラブのレジェンドのデル・ピエロ氏が、インテルとの“イタリアダービー”について言及。自身のキャリアにおいては、2006年2月12日にミラノで行われた一戦(2-1でユベントスが勝利)が最も印象的だったと振り返っている。当時、ファビオ・カペッロ率いるユーベは、インテルに対して9ポイントのリードを保っていたが、この勝利により2005-06シーズンの1位の座を確かなものにした(その後、カルチョーポリによりスクデットは剥奪)。デル・ピエロ氏はこの試合においてFKで決勝点を記録。舌を出すパフォーマンスで自身のゴールに歓喜した。

「私の心に残っているインテル対ユーベ戦は、間違いなく、あの舌出しFKの試合だね。あのおかげでスクデットを獲ることができた。あのサンシーロでの一戦は、我々もすべてを賭けて戦った。最後の1分にFKを決めることができて、最高に嬉しかったよ」

　続いてデル・ピエロ氏は、6日にミラノで行われる今シーズンのイタリアダービーに目を向けた。今回は、元ユベントスの指揮官アントニオ・コンテや幹部のジュゼッペ・マロッタ氏がインテル側に立つことに注目した。

「今のインテルには、マロッタやコンテのような2人のプロフェッショナルがいる。2人ともユーベに大きく貢献してきた人物だけに、サンシーロで何が起きるのか。非常に面白そうだね。その後、トリノで再戦するときも注目したい」

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