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レーブ監督、正GK巡る論争に理解示さず「ワールドクラスのGKが2人いることを喜ぶべき」

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レーブ監督がドイツ代表の正GK論争に言及

 ドイツ代表率いるヨアヒム・レーブ監督は先月“正守護神問題”に発展した論争に首を傾げている。10月の代表戦に向けたメンバーを発表した際に、自身の見解を述べた。

 バルセロナGKのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは先月、インタビューで代表での控えGKの立場に不満を示すと、それに対して代表のキャプテンでもある正守護神のマヌエル・ノイアーが反応。2人の間の問題は既に収束したようだったが、そこからバイエルンのウリ・ヘーネス会長がテア・シュテーゲンの態度を批判するなどで国内での論争が激化していた。

 しかし、ノイアーを1番手として起用し続けるレーブ監督はこの議論を不要と感じているようだ。4日に10月の代表戦に向けた招集メンバーを発表した際、以下のような言葉を残した。ドイツサッカー連盟(DFB)の公式ウェブサイトがそのコメントを紹介している。

「我々はマヌエル・ノイアーとマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンといったワールドクラスのGKが2人いることを喜ぶべきではないのだろうか。このポジションに関しては、ケヴィン・トラップやベルント・レノの実力も把握しており、私はまったく心配をしていない」

「私はこれまで何度もマヌエル・ノイアーはEUROに向けて我々のキャプテンを務め、それにより我々の1番であることを強調してきた。もちろん、どの選手にもパフォーマンス主義が応用され、全員が競走に参戦することが求められる」

 その一方で、レーブ監督は9日に行われるアルゼンチンとの親善試合ではテア・シュテーゲンを先発起用すること、EURO予選のエストニア戦ではノイアーがゴールマウスを守ることを明言。公式戦ではやはりノイアーを起用することになるが、同監督は現時点キャプテンを外してまで同ポジションでの世代交代を急ぐ必要性を感じていないようだ。

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