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フィッカ体制2戦目の名古屋、FW赤崎弾で追いつく! 大分は2試合連続AT被弾

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1-1に終わった

[10.5 J1第28節 名古屋1-1大分 パロ瑞穂]

 J1リーグは5日、第28節を各地で行い、名古屋グランパス大分トリニータが対戦した。大分がFW三平和司の3試合連続ゴールで先制したが、名古屋も途中出場FW赤崎秀平が同点弾。1-1で引き分け、互いに勝ち点1にとどまった。

 マッシモ・フィッカデンティ監督指揮下2試合目の名古屋。前節の広島戦(△1-1)から1人を入れ替え、MF長谷川アーリアジャスールが先発に入った。対する大分は前節の磐田戦(●1-2)で最下位相手に悔しい敗戦。前線の顔ぶれを一気に入れ替え、三平、FW小塚和季、FW後藤優介が新たにスタメン入りした。

 前半はホームの名古屋が優勢。前半9分、MF米本拓司のミドルシュートをMFジョアン・シミッチが軌道を変えたが、ボールはGK高木駿の正面を突いた。その後はMF前田直輝、長谷川が個人技で相手を押し込むが、FWジョーの強さを活かせない流れが続いた。

 大分は左サイドのスペースでボールを待つMF田中達也が何度もドリブル突破をしかけるも、前体制に比べてリスク管理を徹底する名古屋守備陣をなかなか崩せない。それでも前半35分、ゴールライン際までえぐった田中のクロスにニアで後藤が反応したが、ヘディングシュートはミートしなかった。

 スコアレスでハーフタイムを迎えた中、先にスコアを動かしたのは大分だった。後半7分、右サイドを駆け上がったMF松本怜のクロスは後藤に惜しくも合わなかったが、左サイドに流れたボールを拾った田中が再びクロス。これを三平がヘディングで押し込み、3試合連続ゴールで先制に成功した。

 失点直前に長谷川を下げてMF和泉竜司を入れていた名古屋はそこから一方的に攻め立てる。後半12分、左サイドをえぐったMFガブリエル・シャビエルの折り返しに前田がボレーで合わせ、強烈なシュートで高木を強襲。14分にはDF太田宏介が良い位置からのFKを蹴ったが、ボールは壁に直撃した。

 大分は後半30分、田中のクロスに途中出場FW小林成豪が頭で合わせたが、ボールはわずかに枠外。対する名古屋は31分、カウンターから和泉が決定的なシュートを放つも、DF岡野洵が決死のブロックを見せた。35分、太田のクロスにジョーが頭で合わせたが、またしても高木がビッグセーブを披露した。

 それでも後半アディショナルタイム1分、名古屋が土壇場で同点に追いついた。一方的に相手を押し込んだ攻撃から途中出場MFエドゥアルド・ネットがクロスを送ると、同じく途中出場の赤崎がヘディングシュート。これがネットに吸い込まれ、1-1で試合を終えた。大分は前節磐田戦に続いて2試合連続のアディショナルタイム被弾で勝ち点を落とした。


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