リバプールのユルゲン・クロップ監督は、5日に対戦するレスター・シティへ最大限の警戒を示した。

　今季、開幕から唯一の7連勝と好調を続けるリバプール。30年ぶりのリーグ制覇に向けて着実に歩みを進めたい同チームは、5日に本拠地アンフィールドにレスターを迎える。トッテナムに勝利し、敵地でチェルシーから勝ち点を奪うなど、ここまで4勝を挙げて堂々の3位につけるブレンダン・ロジャーズ監督率いるチームとの一戦を前に、クロップ監督は「トップ6のクオリティがあるチーム」と称賛した。

「彼らには、100%トップ4を争えるだけの力があるように映る。彼らとトップ6の間に違いはない。彼らにとって2番目に良いシーズンになるだろう。ゴーリーは今もチームに残り、ディフェンスも堅い。中盤はクリエイティブで、ハードワークをする。前線は本当にクリエイティブで、ゴールに直結できる」

「トップ6以外のチームがトップ4に入ることを禁じられているわけではない。準備ができているチームすべてがこのポジションを目指して戦える。彼らもシーズンの最後までトップ4を目指して戦うはずだ」

　また、2012年から2015年までリバプールで指揮を執ったロジャーズ監督にとって初めてのアンフィールド凱旋となる。前任者についてクロップ監督は「ファンが問題なく迎え入れることを願っている」と話し、レスターを躍動に導くことに驚きはないと語った。

「彼は本当に良くやっている。正直言って、驚きはない。ここに来たときから、彼がここで上手くいなかった理由は彼だけではないと私は理解していた。その後、セルティックで素晴らしい仕事をして、レスターで多くの選手たちを立て直した。本当に素晴らしいチームだ」

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