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長いトンネル抜けた浦和!! 清水に逆転勝利でリーグ戦9試合ぶり白星

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清水エスパルスを下した浦和レッズが9試合ぶり白星

[10.6 J1第28節 浦和2-1清水 埼玉]

 J1は6日に第28節を開催し、埼玉スタジアム2002では浦和レッズ(8勝8分11敗)と清水エスパルス(10勝5分12敗)が対戦。前半19分にFWドウグラスのゴールで清水が先制するが、同アディショナルタイムにFW興梠慎三が決めて浦和が同点に追い付くと、後半30分にMF橋岡大樹が決勝点を奪い、浦和が2-1の逆転勝利を収めた。

 リーグ戦8試合未勝利(5分3敗)のホーム浦和は2日のACL準決勝第1戦広州恒大戦(○2-0)から先発1人を入れ替え、MF武藤雄樹らを先発起用。一方、リーグ戦2連勝中のアウェー清水は29日の第27節湘南戦(○6-0)から先発1人を入れ替え、MF六平光成らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 徐々に浦和がボールを保持する展開となるが、前半19分に清水が先制に成功する。DF二見宏志のロングスローは興梠に触れられるが、MF河井陽介がヘディングで落としたボールをFWドウグラスが左足シュートで叩き込み、スコアを1-0とした。1点のビハインドを背負った浦和は同22分、左サイドから切れ込んだMF関根貴大がミドルシュートを放つが、GK大久保択生の守備範囲に飛んでしまう。

 その後は両チームともにゴールに迫る場面を創出。前半27分にはハーフウェーライン付近でボールを受けた河井がワンフェイクでDF槙野智章をかわしてドリブルで運んだが、左足から放ったシュートはゴール左に外れる。同41分には浦和が好機を生み出したものの、MF橋岡大樹のスルーパスから抜け出した武藤のシュートは枠を捉え切れなかった。

 すると前半アディショナルタイム、右サイドの橋岡が送った鋭いクロスに飛び込んだ興梠がダイビングヘッドで突き刺し、浦和が試合を振り出しに戻した。1-1のまま後半を迎えると、同17分に両ベンチが動き、浦和は武藤に代えてFW杉本健勇、清水はドウグラスに代えてFWジュニオール・ドゥトラを投入する。

 後半28分にはPA内でDF松原后の手にボールが当たったものの、ハンドの判定は取られず。浦和イレブンが福島孝一郎主審に詰め寄るが判定は覆らなかった。しかし同30分、ゴール前のこぼれ球を拾った橋岡が右足の強烈なシュートをネットに突き刺し、浦和が逆転に成功する。

 その後、浦和に追加点こそ生まれなかったものの、清水の反撃を許さずに逃げ切って2-1の勝利を収め、7月20日のJ1第20節磐田戦(○3-1)以来、リーグ戦9試合ぶりの白星を獲得した。

(取材・文 折戸岳彦)
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