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炸裂した豪快決勝弾!! 1G1Aの浦和MF橋岡「すごく気持ちの良いシュートだった」

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仲間から祝福される決勝点を奪った浦和レッズMF橋岡大樹

[10.6 J1第28節 浦和2-1清水 埼玉]

 リーグ戦で苦しんでいたチームに久しぶりの勝利をもたらした。1ゴール1アシストと全得点に絡んだ浦和レッズMF橋岡大樹は「素直に嬉しい」と喜びを爆発させた。

 リーグ戦では8試合未勝利だった。さらに清水戦でも前半19分に先制点を献上してしまう。しかし、前半アディショナルタイムに橋岡がチームに勢いをもたらす同点ゴールを演出。右サイドを駆け上がってMFエヴェルトンからパスを呼び込むと、トラップからゴール前を確認してすぐさまクロスを供給する。

「フリーでもらえて、中に興梠選手がいた。とりあえず、そのあたりに上げておけば良いと思った」と送られたボールをFW興梠慎三がダイビングヘッドで突き刺し、貴重な同点ゴールが生まれた。「ニアを越して落とすというボールを練習してきたので、うまくいった。興梠選手がうまく決めてくれたので感謝している」とゴールへと結び付けたエースに感謝を示した。

 そして、後半30分には自らゴールを陥れる。右サイドからMF青木拓矢が送ったクロスは清水守備陣にはね返されたものの、ボールは「あそこにこぼれてきそうだと思って用意していた」という橋岡の元へ。胸トラップでボールを落ち着けると、迷いなく振り抜いた右足から放たれたシュートは凄まじい勢いでネットに突き刺さり、逆転となる決勝点が生まれた。

「来たらシュートを打とうと決めていた。その通り、こぼれてきて良いトラップができたので、思い切って打ったら入ったという、すごく気持ちの良いシュートだった」。リーグ戦9試合ぶりの勝利に大きく貢献した男は、U-22日本代表の一員としてブラジルへと飛ぶため、「代表で活躍してこっちに戻ってきたい」と意気込んだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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