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「この日本人は注目すべき」ラツィオに奮闘のボローニャ冨安健洋に伊メディアが大きな期待

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 6日のラツィオ戦に出場したボローニャの日本代表DF冨安健洋について、イタリアメディアなどが及第点の評価を下した。

 ボローニャは6日、セリエA第7節で強豪ラツィオとホームのスタディオ・レナト・ダッラーラで対戦。白血病で闘病中の指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチもベンチへ戻り、勢いを得たボローニャは21分にラディスラフ・クレイチの先制ゴールを皮切りに2度にわたってリードする展開となったが、ラツィオのエース、チーロ・インモービレに2度の同点弾を許し、2-2とドローで試合を終えた。

 冨安は7試合連続で右サイドバックとして起用され、フル出場。『メディアセット』は、チーム内最高評価の「6.5」を得たクレイチに次ぐ、「6」の及第点を日本代表DFに与えている。失点のシーンで冨安サイドを突かれたことは特に問題視せず、「この日本人選手のことは、注目していくべきだろう。もう少し時が経ち、経験を積めば、嬉しいサプライズになるはずだ」とコメント。手強い相手に奮闘した20歳DFのパフォーマンスを評価し、大きな期待を寄せた。なおチーム内最低評価は、ラツィオの決定機をファウルで阻止し、一発退場となったガリー・メデルの「5」だった。

 『トゥット・メルカート・ウェブ』も同様に冨安のパフォーマンスを及第点の「6」と評価。「右サイドで素晴らしい駆け上がりを見せ、観客を沸かせて拍手を得た。彼はすでにロッソブルー(赤青の意でボローニャの愛称)のアイドルとなった」と絶賛した。さらに『ユーロスポーツ』も同様に「6」と採点。ただ寸評では、「素晴らしい守備への戻りで、素晴らしいカバーリング。攻撃参加も良かった。唯一のミスは、終盤、(ホアキン)コレアに得点のチャンスを与えそうになった場面のみだ」と綴り、一定の評価を与えつつ、課題も指摘している。

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