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鎌田大地に足りないのはゴールのみ…起用続ける監督は「大きなターニングポイント」に期待

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ドイツで存在感を示すMF鎌田大地

 フランクフルト率いるアディ・ヒュッター監督はまだリーグ戦でのゴールを記録していない日本代表MF鎌田大地について言及した。クラブ専門ウェブサイト『sge4ever』がコメントを紹介している。

 昨シーズンはシントトロイデンに送り出されていた鎌田はベルギーでは公式戦16ゴールを記録するなど決定力を発揮。夏には所属元フランクフルトに戻ると、プレシーズンではヒュッター監督の信頼を勝ち取り、今シーズンはトップ下としてチーム最多タイの公式戦16試合に出場するなどレギュラーの座をつかんでいる。

 しかし、得点はDFBポカール1回戦マンハイム戦での1ゴールのみ。現地時間6日に行われた直近のブレーメン戦でも特に前半は惜しい場面を迎えたが、最終的には84分、ノーゴールのまま交代となった。そして試合後、オーストリア人指揮官はそんな鎌田についてこのように語っている。

「もちろんリーグ戦で1ゴールでも決まればカマダにとっては大きなターニングポイントになるだろう。それこそ彼のプレーにまだ足りないものだ。だが、彼の動きはチームに好影響をもたらしている。1点を挙げることで“結び目が解ければ”それは最高なことだけどね」

 10月の代表戦に臨むメンバーにも含まれている鎌田。ヒュッター監督としては、同選手が代表ウィークの間に気持ちを入れ替えて、シント=トロイデンでも示していた得点力を取り戻して欲しいところだろう。

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