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日本代表の「美しいロッカールーム」が再び伊で話題に「ピッチ外での勝利の模範」

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 イタリアで試合終了後の「美しいロッカールーム」が再び話題となっている。イタリアメディア『スカイスポーツ』が7日、伝えている。

 2018年ロシア・ワールドカップにおいて、決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れた日本代表のロッカールームが綺麗に整理整頓され、「スパシーバ(ロシア語でありがとう)」と書かれたメッセージカードが置かれていたことが世界中で話題となった。日本人の美しき行動はSNSを通じて海外へと広まり、フィオレンティーナが直後に行われたカップ・オブ・トラディションズの遠征において、デュイスブルクのロッカールームを清掃するなど、「美しいロッカールーム」は他クラブへと波及。現在、日本で開催されているラグビーワールドカップにおいても、各国代表がロッカールームを清掃している様子が伝えられた。

「美しいロッカールーム」は現在でもイタリアで続けられている。セリエC(イタリア3部)に所属するヴィルトゥス・ヴェローナが6日、敵地でのリミニ戦で2-1と勝利を収めた後、ロッカールームを清掃し、注目を集めている。リミニは公式サイトを通じ、「ロッカールームを清掃し、ペットボトルも紙くずも一切残さずに立ち去ったヴィルトゥス・ヴェローナの選手およびスタッフに公の場で感謝の意を伝えたい」と綴り、対戦相手の美しい行動を公表した。

 イタリアメディアはこれについて、「ピッチ内だけでなく、ピッチ外でも勝利することができる」と報道。「サッカー日本代表が試合終了後に示してきた礼儀正しい行動が模範になっている。アジアのチームは90分間での試合結果とは関係なく、ロッカールームを完璧な状態で残し、拍手喝采を受けた」と綴り、ロシアW杯での日本代表のエピソードを振り返った。

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