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FIFAランク183位が相手もピンチは来る…シュミット「大事なのは集中」

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日本代表GKシュミット・ダニエル

 相手はFIFAランク183位。31位の日本と比べると格下となる。しかし、「フィジカルの強い選手が多くピンチは来る」と警戒する日本代表GKシュミット・ダニエルは、「GKはGKの仕事をすればいい」と自らの任務を遂行しようとしている。

 日本が押し込む展開が予想されるが、ピンチはくる。そして、予期せぬ形から失点する可能性も、もちろんある。だからこそ、シュミットは「とにかく集中して、できるだけそういう状況を減らす努力をすること。全員でコミュニケーションをとって隙を作らないことが大事」と答える。

 そして、両チームに実力差があろうとも得点の可能性を広げるセットプレーに関しては、「GKが飛び出してキャッチできるのが全員にとって理想だと思うので、それを多く出せればいい」と積極的な姿勢を示してゴールを守ろうとしている。

「セットプレーは集中が大事。大きくクリアすべきところか、つないでいくところか。そこの見極めも大事にしたい」

 9月シリーズでは右かかとを痛めてキリンチャレンジ杯パラグアイ戦を欠場すると、続くW杯アジア2次予選でも出番は巡ってこなかった。モンゴル戦に出場することになれば、初のW杯出場となる。「今までどおり」と平常心で最高の準備を進めていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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