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ドイツが2点先行も…メッシ不在のアルゼンチンが終盤に追いつきドロー決着

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アルゼンチンはルーカス・オカンポスの同点弾で引き分けに持ち込んだ

[10.9 国際親善試合 ドイツ2-2アルゼンチン]

 国際親善試合が9日に行われ、ジグナル・イドゥナ・パルクでドイツ代表アルゼンチン代表が激突。2点ビハインドからアルゼンチンが追いつき、2-2で引き分けに終わった。

 最新FIFAランキング16位のドイツは、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンやMFヨシュア・キミッヒ、MFエムレ・カン、MFセルジュ・ニャブリらが先発。データサイト『オプタ』によれば、スタメンに2014年ワールドカップ優勝メンバーがいないのは、同大会以降初だという。FIFAランキング10位でFWリオネル・メッシやMFアンヘル・ディ・マリアら不在のアルゼンチンは、FWラウタロ・マルティネスやDFニコラス・オタメンディ、FWパウロ・ディバラらが先発に名を連ねた。

 注目の強豪対決は、前半15分にスコアが動いた。右サイド深くまで運んだDFルーカス・クロスターマンがマイナスに折り返し、ニアに飛び込んだニャブリが冷静に相手のスライディングをかわして右足で押し込み、ドイツが先制点。さらに22分、ニャブリがPA右から中央に入れたボールを後方からフリーで走り込んだMFカイ・ハフェルツが右足で流し込み、2-0とリードを広げた。

 小気味良いパス回しで3点目を狙うドイツは後半10分、カウンターから決定機を迎え、K・ハフェルツの横パスをカンが右足でシュート。これはGKアグティスン・マルチェシンの好セーブに阻まれると、アルゼンチン攻撃陣が守護神の活躍に応える。21分、サイドチェンジから左サイドのDFマルコス・アクーニャが左足でクロスを供給。中央でフリーとなっていたFWルーカス・アラリオがヘディングシュートをゴール右隅に決め、1-2とした。

 さらにアルゼンチンは後半40分、敵陣センターサークル付近でDFニコラス・タグリアフィコがボールを奪うと、敵陣中央からアラリオがPA中央までボールを運び、PA左からMFルーカス・オカンポスが右足でニアに突き刺して2-2。アルゼンチンが2点差を追いつき、引き分けに持ち込んだ。

 なお、今後ドイツは13日にEURO2020予選でエストニアとアウェーで対戦し、アルゼンチンはエクアドルと国際親善試合を行う。

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