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「僕のゴールになって良かった」遠藤航、代表21戦目で待望初得点

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後半11分、CKからMF遠藤航が代表初ゴール

[10.10 W杯アジア2次予選 日本6-0モンゴル 埼玉]

 国際Aマッチ21試合目の出場で待望の初ゴールとなった。4-0で折り返した後半11分、MF中島翔哉の左CKからMF遠藤航(シュツットガルト)とDF酒井宏樹がニアに飛び込む。遠藤が頭でそらしたボールは酒井の顔面に当たってゴールマウスへ。最後にボールに触れたのは酒井だったが、公式記録では遠藤の国際Aマッチ初得点が認められた。

「今日は(セットプレーから)結構ボールが来ていたので、決めたいなと思っていた。若干、(酒井)宏樹くんにも当たっていたみたいだけど、僕も触っていたので。僕のゴールになって良かった」。この日が国際Aマッチ出場21試合目。「ずっと取りたい、取りたいと思っていた。取れて良かった」と素直に喜んだ。

 前回の代表シリーズでは9月5日のキリンチャレンジ杯・パラグアイ戦の前日に合流したこともあり、パラグアイ戦、同10日のW杯アジア2次予選・ミャンマー戦といずれも出場機会がなかった。代わってMF柴崎岳とダブルボランチを組んだのは国内組のMF橋本拳人。同じリオ五輪世代のライバルが台頭していた。

 遠藤にとってはこの日が1月28日のアジア杯準決勝・イラン戦(○3-0)以来の代表戦だった。今夏から加入したシュツットガルトでいまだ出場機会がない中、試合勘の不安も払拭。これには柴崎も「(遠藤)航は非常にやりやすいパートナーでもある。久しぶりの試合だったと思うけど、非常に良くサポートしてくれた」と感謝した。

 森保ジャパンで遠藤が出場した試合はこれで8勝1分。不敗神話も継続し、森保ジャパン初陣から主力を担ってきた26歳のボランチが安定の存在感を見せた。

(取材・文 西山紘平)

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