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大迫代役務めた永井が1ゴール!!「FWは結果がすべて。取れて良かった」

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1ゴールの日本代表FW永井謙佑

[10.10 W杯アジア2次予選 日本6-0モンゴル 埼玉]

 絶対的エース・大迫勇也が不在の中、1トップを先発で託されたのは日本代表FW永井謙佑だった。

「前線(の選手に求められるもの)はゴール」との意気込みを持って臨んだ一戦。前半17分にはMF南野拓実のラストパスから好機を迎えるが、シュートは相手GKに阻まれてしまった。その後は前半22分に南野、同29分にDF吉田麻也、同33分にDF長友佑都と仲間がゴールを積み上げていく。

 すると、前半40分に永井が自らの仕事をこなす。右サイドでDF酒井宏樹のヒールパスに反応したMF伊東純也がクロスを送ると、ヘディングで叩き込んでチーム4点目を記録。「だいぶチャンスもあったので」とうっ憤を晴らすゴールを奪い、喜びを爆発させた。

 この日は最前線に永井が入り、右サイドハーフはMF伊東純也が務めた。スピード自慢の2選手を中盤の底から攻撃を操ったMF柴崎岳が、「彼らのスピード感あるプレーは非常に良かったし、一つ計算できる戦い方ができたと思う。大迫選手よりも幅広く動けて、流れて基点を作れるのは永井選手の特長」と語ったように、チームに新たな可能性を示した。

 大迫と違う持ち味を発揮してチームに貢献したスピードスター。1ゴールという結果も残し、「FWは結果がすべて。取れて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

(取材・文 折戸岳彦)

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