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「おそらく次の試合はできない」冨安は代表離脱へ…追加招集の可能性も

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試合終盤にアクシデントに見舞われたDF冨安健洋

[10.10 W杯アジア2次予選 日本6-0モンゴル 埼玉]

 試合終盤に左太腿裏を痛め、ピッチをあとにした日本代表DF冨安健洋(ボローニャ)がチームを途中離脱する可能性が出てきた。

 試合後の記者会見で冨安の状態について聞かれた森保一監督は「試合終盤にジャンプしてヘディングに行ったときに左腿裏を痛めたということで、すでに病院に向かっている。今後についてだが、おそらく次の試合はできないと思う」と説明。ミックスゾーンを通らず、病院に直行したセンターバックが15日のW杯アジア2次予選・タジキスタン戦(ドゥシャンベ)を欠場する可能性に言及した。

 チームは明日11日に日本を出発し、タジキスタンへ向かうが、冨安は同行せず、所属クラブに戻る可能性が高い。その場合の追加招集について指揮官は「これから新たに選手に来てもらうことが可能かどうかは、記者会見が終わったあとにスタッフと確認したい」とした。

 今季から加入したボローニャで開幕から全試合にフル出場し、セリエAでの評価もうなぎ上りだった冨安を襲ったアクシデント。森保監督は「おそらくすぐに治るような痛みではないと思う。本当に冨安自身が一番痛い思いをしていると思うし、彼が少しでも早く治って、思い切ってプレーできるようになることを私も含めてチーム全体で願いたい」と声を落とした。

(取材・文 西山紘平)

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