beacon

イングランド代表“選択”した22歳チェルシーFW「ケインは僕のアイドル」「世界最高」

このエントリーをはてなブックマークに追加

イングランド代表FWタミー・エイブラハム

 イングランド代表に招集されたチェルシーに所属する22歳FWタミー・エイブラハムトッテナム所属のFWハリー・ケインへの憧れを語った。英 『デイリー・メール』が伝えている。

 エイブラハムは父親がナイジェリア国籍のため、イングランドと二重国籍を持っている。ただし、育成年代からイングランド代表に選出され、2017年11月に行われたドイツ代表との親善試合でA代表デビュー。A代表初キャップを飾っていたが、親善試合だったため、その先に国籍を変える可能性も残っていた。

 ナイジェリアサッカー協会(NFF)も最近まで説得をしてきたというが、エイブラハムは欧州選手権(EURO)2020予選を前に、ガレス・サウスゲート監督率いるイングランド代表チームを選択した。11日にチェコ代表、14日にブルガリア代表との対戦を控えており、公式デビューが迫っている。

 エイブラハムは「2つの国に求められるのは素晴らしいこと」と話しつつ、イングランド代表としてプレーすることが「夢」だったと語った。「僕の夢はずっとイングランド代表としてプレーすることだった。ナイジェリアがまだ私を望んでくれていたとしてもそれは変わらない」。

 今季はここまでプレミアリーグ最多の8ゴールを記録するなど、傑出したパフォーマンスを見せている。ただし、主将ケインの先発が予想され、ベンチスタートが濃厚となるが、エイブラハムはトッテナムのエースへの強い憧れを語った。

「ハリーから学ぶことができる。僕は彼のアイデアを盗むためにここに来たんだ。ハリー・ケインは世界最高のストライカーの一人だ。彼のゲーム以外の部分も学んで、それを自分の試合にも生かせるようにしたい」

「僕にとっては彼が世界最高のストライカーだ。ここに来て彼の練習を見て、一緒にトレーニングをして、できれば一緒にプレーすることをいつも楽しみにしてきた。彼はいつも僕のアイドルだったよ」

「ベストを尽くす準備はできているよ。今、プレミアのトップスコアラーだからここにいる。うまくいけば、チャンスをつかんでゴールを取りたい」

●EURO2020予選特集

TOP