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C大阪MF田中亜土夢がJ1月間ベストゴール初受賞! 浦和戦での決勝点は「最高の瞬間」

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J1はセレッソ大阪のMF田中亜土夢が初受賞

 Jリーグは11日、各月のリーグ戦において最も優れたゴールを表彰する『月間ベストゴール』9月度の受賞ゴールを発表。J1はセレッソ大阪のMF田中亜土夢による第26節・浦和レッズ戦(○2-1)の後半39分のゴールに決まった。同ゴールは12月に開催予定の『2019Jリーグアウォーズ』で表彰される『年間最優秀ゴール賞』のノミネートゴールとなる。

 ベンチスタートの田中は後半26分から出場。すると1-1で迎えた同39分に決勝点を挙げる。田中は右サイドからつながったパスをPA手前で受けると、ぽっかり空いたバイタルエリアから冷静に右足シュート。綺麗な弧を描いた弾道はゴール左隅に突き刺さった。

 C大阪の華麗なパスワークから、田中の冷静な判断力と卓越したスキルが今回の受賞理由に。選考委員の柱谷幸一氏は「ファーストタッチからシュートまでの流れるようなスムーズさとシュートの軌道が美しい」とコメント。寺嶋朋也氏は「美しい決勝点。3人でトライアングルを作って右サイドを攻略し、中央でフリーになった4人目の田中亜土夢が見事なミドルシュートをねじ込んだ」と評価している。

 初受賞となった田中は「1-1の状況で途中出場し仕事ができてよかったゴールでした。後で映像を見直すと4、5人いたので驚きました。相手選手は僕の視野に入らずシュートのコースだけが見えた瞬間でした。DFがよいブラインドになったんだと思います」とゴールの瞬間を振り返る。「ゴールを決めてサポーターの皆さんの前で『鉄腕アトムポーズ』ができ、最高の瞬間でした。残りの試合であと何回できるのか楽しみです」と語った。

 また、J2は愛媛FCのMF神谷優太が第34節・栃木SC戦(○3-2)で後半アディショナルタイム1分過ぎに決めた決勝点により初受賞。選考委員の原博美氏は「オフサイドラインギリギリから飛び出し、ゴールキーパーとの1対1。その時ボールを出した方向と逆のサイドを走り、GK を抜いた一瞬の判断、アイデアが素晴らしい」と高評価を下した。

 J3も初受賞。アスルクラロ沼津のDF濱託巳が第24節・ザスパクサツ群馬戦(●1-2)で後半38分に決めた得点となった。原博美氏は「ペナルティエリアの外で相手選手がクリアしたボールをトラップ。浮いて落ちてくるボールを上手くミートさせ、逆サイドのサイドネット突き刺さったお手本のようなゴール」とコメントしている。

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