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[adidas Festival 2019]初代王者は流通経済大柏!!来季は成立学園と古河一が1部昇格

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初代adidas Festival王者に輝いた流通経済大柏

 アディダスが主催し、強豪チーム同士の交流を促すとともにチーム強化の一翼を担うことを目的とした「adidas Festival 2019」が9月28、29日に開催され、全8チームで争われた「Division1」は流通経済大柏高(千葉)の優勝で幕を閉じた。

 今回から大会方式を刷新し、8チームによる「Division1」と12チームによる「Division2」を実施。茨城県龍ヶ崎市のRKUフットボールフィールドと流通経済大サッカー場で行われた「Division1」には流通経済大柏のほか、桐生一高(群馬)、帝京三高(山梨)、和歌山北高(和歌山)、鹿島学園高(茨城)、佐野日大高(栃木)、清水桜が丘高(静岡)、羽黒高(山形)が参加した。

 4チームずつ2グループに分かれてグループリーグを行い、グループAは大会初日を終えて2連勝の鹿島学園と1勝1分の桐生一が大会2日目の最終節で激突。2-1で競り勝った桐生一が逆転で首位突破を決め、午後の決勝へ駒を進めた。

 グループBは2試合を終えて1勝1分同士の流通経済大柏と清水桜が丘の争いに。両チームがともに最終節に勝った場合、得失点差で清水桜が丘が有利だったが、清水桜が丘は佐野日大に対して先制しながら2-3の逆転負け。一方の流通経済大柏も羽黒にリードを許す苦しい展開だったが、試合終了間際の劇的ゴールで追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。

 この結果、清水桜が丘は勝ち点4から伸ばせず、1勝2分の勝ち点5とした流通経済大柏がグループBの首位に。決勝は桐生一対流通経済大柏という関東勢対決になった。白熱の決勝戦は2-2のまま80分間で決着が付かず、PK戦に突入。PK4-3で流通経済大柏が競り勝ち、初代王者に輝いた。

 また、福島県のJヴィレッジで行われた「Division2」には中京学院大中京高(岐阜)、古河一高(茨城)、八戸学院野辺地西高(青森)、ツエーゲン金沢U-18(石川)、松本山雅FC U-18(長野)、東海大甲府高(山梨)、宇和島東高(愛媛)、成立学園高(東京)、開志学園JSC高(新潟)、高松南高(香川)、岡崎城西高(愛知)の11チームが参加した。

 3グループに分かれてグループリーグを行い、A組1位のツエーゲン金沢、B組1位の成立学園、C組1位の松本山雅、そして各組2位の中で成績最上位の古河一が昇格決定戦に進出。一発勝負の昇格決定戦で成立学園がツエーゲン金沢に5-2、古河一が松本山雅に3-1でそれぞれ勝利し、来季の「Division1」昇格を決めた。

【Division1】
[グループA]
1.☆桐生一(7)+2
2.鹿島学園(6)+6
3.帝京三(4)+6
4.和歌山北(0)-14

[グループB]
1.☆流通経済大柏(5)+2
2.清水桜が丘(4)+4
3.佐野日大(4)-1
4.羽黒(2)-5

[決勝]
桐生一 2-2(PK3-4)流通経済大柏☆

【Division2】
[グループA]
1.☆ツエーゲン金沢(7)+10
2.☆古河一(4)-4
3.中京学院大中京(3)-4
4.八戸学院野辺地西(2)-2
※2位最上位は4チームのグループで最下位との対戦を除外した成績の比較により決定

[グループB]
1.☆成立学園(7)+5
2.岡崎城西(5)+5
3.開志学園JSC(2)-2
4.高松南(1)-8

[グループC]
1.☆松本山雅(6)+4
2.東海大甲府(1)-1
3.宇和島東(1)-3

[昇格決定戦]
ツエーゲン金沢 2-5 成立学園☆
松本山雅 1-3 古河一☆

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