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「完全に失言でした」改名騒動のJ2町田、藤田オーナーが謝罪…今後については改めて「保留」

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前日にクラブ名の変更が発表された町田

 株式会社サイバーエージェントの代表取締役社長でFC町田ゼルビアのオーナーを務める藤田晋氏が12日、自身のブログ(https://ameblo.jp/shibuya/)を更新し、クラブの改名について言及した。

 藤田氏は前日11日に開催されたサポーターミーティングで、クラブ名を『FC町田トウキョウ』に変更することを発表。クラブの発展のため、“東京ブランド”を活かしたマーケティングを行っていくことなどを説明した。

 当初はサポーターミーティング後にクラブ名変更のリリースを出す予定だったようだが、出席したサポーターの理解は得られず。藤田氏は「いったん保留します」と話していた。

 この改名案は大きな反響を呼び、ツイッターでは『ゼルビア』がトレンド入り。藤田氏もサポーターミーティングを振り返る中で「荒れるだろうなとは思っていましたが、体感的には覚悟していた予想を大幅に上回るものでした」と語っている。

 サポーターミーティング内やネット上で厳しい意見も寄せられたが、藤田氏は「FC町田ゼルビアのサポーターに対して後ろめたいことなど一つもありません。あれば、自分で目の前に行って話すことなど出来ませんし、わざわざライブ配信などやりません」と主張。改名に対して「ゼルビアという名前が好きなんです」と涙ながらに反対を訴えた若いサポーターがいたことにも触れ、「昨日は、18歳のサポーターの言葉に心を動かされたこと、そしてここで決めるよりも第一回目の話合いの場にした方が良いと判断して、改名を保留としました」としている。

 そして「ネットでは過激な言葉を投げかけてくる人もいますが、町田サポーターとは目的は同じ同志なので会って話せば分かり合えると信じてます」と述べ、「引き続き、本件についてサポーターミーティングで話し合いの場を設けたいと思います。試合のあとなら集まりやすく、私も参加しやすいので、ホームかアウェイの試合のあと、複数回行います」と提案した。

 また、前日のサポーターミーティングで「ゼルビアという名前は意外と覚えづらい」と話した際、その例としてV・ファーレン長崎を挙げたことについて「昨日の質疑の最後の方、覚えにくい名前の話で、V・ファーレン長崎の名前を出したのは完全に失言でした。友人である高田社長には謝って快く許してくれましたが、長崎サポーターのみなさま、申し訳ありませんでした」と謝罪している。

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