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東京五輪に出場希望のS・ラモスだが望み薄…過去にはブスケツも希望かなわず

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東京五輪に出場希望のDFセルヒオ・ラモス

 東京オリンピックへの参加を希望しているとされるスペイン人DFセルヒオ・ラモスだが、その望みが叶う可能性は低そうだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 クラブ、代表レベルのどちらでもほぼすべてのタイトルを獲得しているS・ラモスは、自身に欠けているタイトルとして、来夏の五輪出場を希望していると報じられる。だがスペインサッカー連盟(RFEF)の方針に照らし合わせれば、参加することは極めて難しいようだ。

 REFEは今夏にU-21EURO優勝を果たしたデ・ラ・フエンテ監督率いるチームのメンバーを主軸にして東京五輪に臨む考えだが、五輪のオーバーエイジ枠はU-21EUROに参加しながらも五輪では参加資格を有さない1997年1月1日以降に生まれた選手たちのために使用する考えだという。その候補は、アーセナルMFダニ・セバジョス、ナポリMFファビアン・ルイス、ファビアン・ルイスFWパブロ・フォナルスとされている。

 REFEはこれまで、U-21EUROに参加した選手たちをそのまま五輪に出場させることを慣例としてきた。過去にはバルセロナMFセルヒオ・ブスケツも優勝を果たしたEURO2012直後にロンドン五輪に出場することを強く希望したものの、受け入れられなかった。

 またS・ラモスが来夏にEURO2020と東京五輪の2大会に出場することを、所属クラブであるレアル・マドリーが快く思うことはないだろう。レアルで37年間フィジカルコーチを務めてきたホセ・ルイス・サンマルティン氏は、次のように警鐘を鳴らしている。

「リスクは大きい。休むことは練習するのと同じくらいに大切であり、選手はオフシーズンに1か月から5週間は休養を取る必要がある。S・ラモスは3月には34歳になるんだしね。そしてプレシーズンの練習に取り組めなければ、フィジカル的な影響は免れないだろう」

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