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低迷続くミラン…元オーナー・ベルルスコーニ氏「復活させるならまず私に戻すことだ」

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3部モンツァのオーナーを務めるシルビオ・ベルルスコーニ氏

 セリエC(イタリア3部)のモンツァのオーナーを務めるシルビオ・ベルルスコーニ氏が、ミランの復活のためにはクラブをまず自身に返すことだと言及した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

 ミランは昨シーズンまでチームを率いたジェンナーロ・ガットゥーゾ氏に代わり、今シーズンからマルコ・ジャンパオロ監督が就任していた。しかし7試合を終えて3勝4敗で13位とチームは低迷し、ジャンパオロ監督は8日に解任。9日にはステファノ・ピオリ監督が新指揮官となった。

 続く低迷をかつてのオーナーであるベルルスコーニ氏はどう見ているのか。31年間をミランとともに生き、名物会長として手腕を振るったベルルスコーニ氏は「過去の偉大なミランを復活させるためには、シルビオ・ベルルスコーニにクラブを戻すことだ。とてもシンプルだが実現させるのは難しいことだけどね」と解決策を語った。

 9月末には自身が所有するモンツァならミランに3-0で勝てると豪語したベルルスコーニ氏。しかしいざ本当に絶不調となったミランを前にし、その発言については「冗談だった」と釈明する。「マルコ・ジャンパオロもステファノ・ピオリも個人的な関わりはないんだ。関与していないことには口をつぐんでおくよ」と毒舌もほんの少しだけ鳴りを潜めていた。

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