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バッジョ氏、サッカー界を離れた理由明かす「日韓W杯に招集されるべきだったのに…」

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ロベルト・バッジョ氏が自身のキャリアを振り返った

 元イタリア代表のロベルト・バッジョ氏が、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が主催する「フェスティバル・デロ・スポルト・ディ・トレント」に出席。自身のキャリアを振り返った。

 バッジョ氏は現役時代、フィオレンティーナやユベントス、ボローニャなどで活躍。1988年から2004年にかけてはイタリア代表としてプレーし、自国開催となった1990年ワールドカップで3位、1994年アメリカ大会では2位の成績を収めた。バッジョ氏にとって、自身のPK失敗により敗れたアメリカW杯のブラジルとの決勝は、今も苦い記憶となっているようだ。

「PKでクロスバーより高く打ち上げてしまったことはなかったし、キャリアで1回だけだ。何度も寝る前に思い出してしまう。子供の頃から、決勝戦のイタリア対ブラジルで勝利することを夢見ていたのだが、まさか私のPK失敗で終わることまでは夢になかったよ」

 さらにバッジョ氏は、ケガの手術を経て迎えた2002年日韓W杯で招集外となったことも、つらい思い出となっていることを告白した。

「代表は私にとって特別な瞬間。1994年のリベンジを果たすために全力を尽くすつもりだった」

「2002年大会では、私や(元ブラジル代表)ロナウドが出場できるよう願って、招集枠を増やしたはずだった。それなのに私は自宅に残ることになってしまった。傲慢に映るかもしれないが、あのとき私のコンディションを疑問視していた人がいたとはいえ、あのW杯に招集されるべきだった。出場するに相応しかったし、サッカー界はそうさせるべきだったはず。おそらくこのこともあって、サッカー界と距離を置くようになったのだと思う」

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