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ラッシュフォード、人種差別に1人立ち向かったブルガリア主将の「勇敢な行動」を称賛

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人種差別に1人立ち向かったブルガリア主将イベリン・ポポフ

 イングランド代表のFWマーカス・ラッシュフォードは、勇敢な行動に出たブルガリア代表主将を称えた。

 14日に行われたEURO2020予選で、イングランドは敵地でブルガリアと対戦。試合前から人種差別が懸念されていた中、イングランドの選手たちはブルガリアサポーターから標的にされ、前半のうちに試合は2度中断する。それでも、イングランドはゴールを量産し、6-0で勝利した。

 この試合では、DFタイロン・ミングスに向けての“モンキーチャント”が発覚しており、ラッシュフォードもボールを持った際に同様のチャントの被害にあったと報じられている。

 非常に難しい状況の中でプレーしたラッシュフォードは試合後、自身の『インスタグラム』を更新。この中で前半終了間際にあった2度目の中断の際に、スタンドに近づき、人種差別行為をやめるようサポーターに呼びかけたブルガリア主将のイベリン・ポポフの行動を称賛した。

「プレーするのに簡単な状況ではなかったし、2019年にあってはならないことが起きた。この状況で勝ち点3を獲得したことを誇らしく思うけど、このことはいい加減に根絶する必要がある。声援を送ってくれたイングランドサポーターにとても感謝している」

「それに、ブルガリアのキャプテンのハーフタイム中の行動についても耳にした。1人で立ち向かって、正しいことをすることはとても勇気のいることで、注目されずに終わるべきことではない」

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