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日本vsタジキスタン戦、日本代表選手が人工芝での試合に選んだスパイクは...?

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日本代表が人工芝での試合に選んだスパイクは?

 日本代表は15日、W杯アジア2次予選でタジキスタン代表と対戦。日本代表のスターティングメンバー11人の着用スパイクを紹介する。

 今回の試合会場であるリパブリカン・セントラル・スタジアムは人工芝ピッチ。普段人工芝でプレーする機会があまりない日本代表選手がいったいどんなスパイクを選ぶのか注目された。日本代表の面々は全員、着用スパイク自体は普段と同じモデルを着用していたが、人工芝用のソール(靴底)を選ぶことで人工芝ピッチに対処していた選手も見受けられた。

 人工芝用(AG)ソールは人工芝グラウンドにスタッドが刺さりすぎないように配慮された設計になっており、人工芝での安定性や快適性に優れるのが特徴。この日の試合ではDF長友、酒井が人工芝用ソールを使用していた。

 しかし、人工芝用ソールは選手たちが普段使用している天然芝用(FG)ソールとスタッドの形状や配置が異なり、グリップの性質やスタッドの刺さりやすさも異なる。前回のモンゴル戦から中4日で迎えるタジキスタン戦に向けてほぼぶっつけ本番で人工芝用ソールを使用するよりかは普段から履き慣れている天然芝用ソールで臨む方がプレーしやすいと判断して天然芝用ソールを選んだ選手もいたようだ。MF南野、橋本、FW鎌田が天然芝用(FG)ソールを使用。

サッカースパイクのソール(靴底)の種類

 サッカースパイクには天然芝用、人工芝用、土用という風に各グラウンドに合わせて設計されたソールがある一方で、『土・人工芝・天然芝』すべてのグラウンドに対応した汎用ソールも展開されている。そういった汎用ソールであれば、天然芝でも人工芝でも問題なく使用できる。この日の試合ではGK権田、DF吉田、MF柴崎、MF中島が汎用ソールを使用していた。

 また、ゴールキーパーやディフェンダー陣は天然芝での試合ではプレー中に滑らないように取替え式スタッドのソールを使用することが多いが、この日の試合ではスタメン全員が固定スタッドソールでプレー。人工芝で取替え式スタッドソールを使用すると足や膝への負担が強くなり、怪我を誘発するリスクがあることからタジキスタン代表選手も含め、取替え式スタッドソールでプレーしていた選手はいなかった。

 スタメン11人の着用スパイクメーカー内訳はナイキ4人、ミズノ3人、アディダス2人、プーマ1人、アンブロ1人となった。

▽GK権田修一
ミズノ『モレリア2』

▽DF長友佑都
ナイキ『スーパーフライ7エリート AG』

植田直通
ナイキ『ティエンポレジェンド8 HG』

酒井宏樹
ナイキ『ヴェイパー13エリート AG』

吉田麻也
ミズノ『レビュラ3 JAPAN』

▽MF橋本拳人
アディダス『エックス19.1 FG』

柴崎岳
アンブロ『アクセレイタープロ』

南野拓実
アディダス『ネメシス19+ FG』

中島翔哉
ミズノ『レビュラ3 JAPAN』(黒塗り)

堂安律
プーマ『フューチャー4.1 FG/AG』

▽FW鎌田大地
ナイキ『ファントムビジョン FG』

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