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選手兼監督のコンパニ“無資格”で指導、アンデルレヒトに罰金処分

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アンデルレヒトの選手兼監督を務めるビンセント・コンパニ

 アンデルレヒトの選手兼監督を務めるDFビンセント・コンパニが監督として求められる資格を持っていなかったことが発覚し、クラブが5000ユーロ(約60万円)の罰金を払うことになった。『スカイスポーツ』が伝えている。

 コンパニは昨季限りでマンチェスター・シティを退団。今年5月、13年ぶりに古巣アンデルレヒトに復帰し、選手兼監督に就任していた。ベルギーのサッカー協会(KBVB)はUEFAのプロライセンスをすべてのトップクラブの監督に求めているが、コンパニはそれを持っていなかった。

 アンデルレヒト側は、コンパニとともにマンチェスター・シティから迎えたヘッドコーチのサイモン・デイビス氏が実際の監督だったと声明を発表した。

 しかし、ベルギーサッカー協会はアンデルレヒトが自らのメディアでそう発表していたことを指摘し、主張を退けた。同協会は規則に従うよう強く求め、「アンデルレヒトは長いあいだ規約違反をしていた。そして規約に違反していたにもかかわらず、資格を持っていない監督の就任をためらわずに発表した」と声明を発表している。

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