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[知的障がい者スポーツ世界大会]日本はロシアに一時同点に追いつくも力負け。1勝4敗で全日程終了

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提供:日本知的障がい者サッカー連盟

【INASグローバルゲームズ2019 フットサル順位決定戦】(17日、豪州・ブリスベン)
日本代表 2-4(前半0-1)ロシア代表

 知的障がい者がプレーするフットサル日本代表は17日、世界大会の順位決定戦に挑み、ロシア代表に2-4で敗れて全日程を終えた。

 前半、オウンゴールで奪われた1失点だけで前半を折り返したが、後半2分、徳丸舜が同点ゴールを決め、一気に流れに乗りたかったが、その後、後半12分、18分に失点し、力の差を見せつけられ、グループリーグで敗れた返り討ちにあった。徳丸が振り返る。

「後半、相手の足が止まり、一度同点に追い付きましたが、ゴールへの執着心シュートの意識で差が出たのかなと思います。個人的には、負けてとても悔しいですが、この試合でチームが1つになって闘えたので、体力的精神的にきつい場面でも勇気もってプレーでき試合を楽しむ事が出来ました。悔しいよりもやりきった気持ちが強いです」

 主将のGK野﨑将智が大会をこう振り返った。

「後半もいい流れで同点打までいきましたが、相手のテクニックで守備を崩され、流れが相手のまま終わってしまいました。前大会に比べると得点数が増えてきましたが、まだまだ足りない部分が多く感じました。この経験を活かしてさらに力を磨いていきたいです」

 最終順位は明日18日のロシア-オーストラリア戦の結果で決まる。

得点者
[日本代表]
徳丸舜(後半2分)
佐藤快(後半18分)

[ロシア代表]
前半3分
後半12分、16分、18分

先発メンバー
[日本代表]
GK1野﨑将智
FP2佐藤快
FP3徳丸舜
FP8吉川圭祐
FP10澤田偲努
監督木村純一

【INASグローバルゲームズ日本代表】
GK1野﨑将智(王子ジャッキーズ㉔)
FP2佐藤快(王子ジャッキーズ㉑)
FP3徳丸舜 (ソレッソ熊本㉕)
FP5中村海斗(横浜Fマリノスフトゥーロ㉑)
FP6赤須勝一郎(王子ジャッキーズ⑲)
FP7岡田秀太(横浜Fマリノスフトゥーロ⑯)
FP8吉川圭祐(王子ジャッキーズ㉑)
FP9利根川優輝(水戸クラブ㉒)
FP10澤田偲努(札幌NFC⑱)
GK18岡本一希(アイディス大阪㉒)

監督:木村純一
コーチ:小林勇樹
トレーナー:島田靖丈(鍼灸師)
主務:柳沢つかさ

【大会概要】
≪グループA≫
フランス
ポーランド
オーストラリア

≪グループB≫
ポルトガル
ロシア
サウジアラビア
★日本

≪対戦スケジュール≫
10月13日[Day1]
オーストラリア 19-1 フランス
ポルトガル 10-1 日本★
ロシア 5-6 サウジアラビア

10月14日[Day2]
フランス 7-3 ポーランド
サウジアラビア 9-9 ポルトガル
★日本 3-7 ロシア

10月15日[Day3]
ポーランド 21-6 オーストラリア
★日本 5-14 サウジアラビア
ポルトガル 7-4 ロシア

10月16日[Day4]
オーストラリア 5-12 ★日本

10月17日[Day5]
10:00 ★日本 2-4 ロシア
13:00 SF①フランス 4-7 サウジアラビア
16:00 SF②ポルトガル 8-3 ポーランド

10月18日[Day6]
10:00 ロシア - オーストラリア
13:00 フランス-ポーランド
16:00 サウジアラビア-ポルトガル

(取材協力 日本知的障がい者サッカー連盟)

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