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ボス右腕が明かすドルトムントでの失敗「自分の世界に生きる選手が何人もいた」

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元ドルトムント指揮官のピーター・ボス氏

 レバークーゼンを率いるピーター・ボス監督の“右腕”として活動するアシスタントコーチ、ヘンドリー・クリューゼン氏が『Goal』の独占インタビューに応じ、過去の失敗を振り返った。

 ボスとともに約20年を過ごしてきたクリューゼン氏。過去にはアヤックスでヨーロッパリーグ決勝進出など快挙も成し遂げた。功績が認められ、2017年にはドルトムントに招聘。開幕7試合で6勝1分と好スタートを切ったものの、最終的には守備が崩壊し、ともにチームを追い出されることとなった。

 2017年の時点でレバークーゼンからもオファーが届いていたが、当時はドルトムントを選択。クリューゼン氏は「今からも思えば、レバークーゼンを選ぶべきだった」と振り返っている。

「ドルトムント時代には、自分の世界に生きる選手が何人もいた。自分たちの望むようにやれると思い込んでいる選手があまりにも多ければ、コーチには何もやれることはないよね」

 また、守備での崩壊についてはDFウカシュ・ピシュチェクの負傷離脱を挙げ、「ディフェンスに重点を置かなければいけなくなった。おそらく、夏の間に経験豊富な選手が欲しいと要求するべきだったのかもしれない」と話した。

 一方で、現在はレバークーゼンを独自の攻撃的アプローチで率いており、チームは首位と勝ち点2差の7位。今季も魅力的なスタイルを貫いている。

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