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「リバプールvsマンUは今でも最大の試合」ダービーを経験したOBが語る

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週末に迫った伝統のノースウェスト・ダービー

 リバプールのOBであるホセ・エンリケ氏が英『スカイ・スポーツ』に登場し、週末に迫った伝統のノースウェスト・ダービーについて語った。

 リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが激突するノースウェスト・ダービー。イングランドで最も成功してきた2クラブは、互いを宿敵とみなして激しいバトルを繰り広げてきた。

 しかし、近年リバプールがチャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグで優勝争いを繰り広げる一方、ユナイテッドは2013年にアレックス・ファーガソン元監督が退任して以降、苦しい時間が続いている。今季はリバプールが8戦全勝で首位を走る中、ユナイテッドは直近29年でワーストとなる勝ち点9で、12位と低迷している。両者のポイント差はすでに「15」にまで広がり、イギリス国内では、ノースウェスト・ダービーがかつての熱を失ったと語るコメンテーターやサポーターも多い。

 それでも、2011年~2016年までリバプールに所属し、実際にダービーを経験したエンリケは、いまだプレミアリーグで最高の一戦と考えてるようだ。

「たとえユナイテッドがうまくいっていないとしても、今でもシーズン最大のゲームなんだ」

「選手にとってもファンにとっても、まだ最大の一戦だ。リバプールとマンチェスター・シティのライバル関係でさえ見劣りするくらいに。ユナイテッドとリバプールのライバル関係は違うんだ」

「この試合を戦うとき、他の試合よりも緊張するよ。それは明らかだ。これは特別な試合なんだ。3ポイントではあるが、ファンや選手にとってはそれ以上の意味がある。もし勝つことができれば、試合後に素晴らしい夜を過ごせるだろうね!」

 20日のダービーは、ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードで行われる。エンリケは、ピッチへ向かうトンネル内での感情について問われると、以下のように語った。

「驚くべき感覚だよ。すべての選手はプレッシャーを好むものなんだ。だからビッグクラブでプレーする。でも、そこではすべてを忘れるんだ。試合に集中する。本当にラフなゲームで、多くのタックルがあり、激しいインテンシティも必要だ。でも、そこにいることは特権だと感じる」

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