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北朝鮮に「遺憾の意」韓国サッカー協会がAFCに処分求め要望書

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無観客で行われた北朝鮮-韓国戦

 大韓サッカー協会(KFA)は無観客で行われた15日のカタールW杯アジア2次予選・北朝鮮-韓国戦(0-0)に関して、アジアサッカー連盟(AFC)に北朝鮮の懲罰処分を求める要望書を提出したことが分かった。

 29年ぶりに平壌で開催された北朝鮮と韓国の歴史的一戦は観客、報道陣がスタジアムに入ることを許可されず、無観客で行われた。韓国『スポーツ・ソウル』によると、17日、同協会は北朝鮮から不当な扱いを受けたとして、処分を求める文書をAFCに提出したようだ。

 同協会はAFCに対して、「代表チームとともにメディアと観客の入国を数回要請したが、北朝鮮サッカー協会に協力の姿勢がなかったことに遺憾の意を表する」「北朝鮮サッカー協会の非協力ぶりはAFCが適切な懲戒を検討するべき事項と判断する」などと伝え、再発防止を訴えたという。

 北朝鮮側が拒否したことで韓国国内での生中継も禁止され、試合から2日後の17日午後に試合映像が韓国メディアに公開された。報道によると、韓国の選手たちは度を超えたラフプレーを見舞われ、人工芝への適応不足でミスも連発。北朝鮮がボールを保持し、主導権を握ったようだ。ソン・フンミンは「怪我をしなかっただけでも収穫」と振り返っている。

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