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岐阜、岐阜メモリアルセンター内で特定外来生物を発見…「発見した場合は決して触らずに」

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岐阜メモリアルセンター内にある長良川競技場

 FC岐阜は18日、本拠地・長良川競技場がある岐阜メモリアルセンター内で、特定外来生物であるセアカゴケグモが発見されたことを発表した。ホームゲームで発見した場合に決して触れず、スタッフに声を掛けるように伝えている。

 セアカゴケグモは18日、岐阜メモリアルセンター内のサンサンデッキ上側溝で発見された。清掃中の業者が成体1匹、卵嚢1個を見つけ、すでに駆除済みだという。岐阜メモリアルセンターでは発見場所の立入禁止措置を実施し、センター内全体の一斉点検、殺虫剤散布を行ったという。なお、現在新たなクモは発見されていない。

 今後について、指定管理者である岐阜県体育協会は①センター内各所に注意看板設置、利用団体への注意喚起、②周辺自治会への注意喚起、③当面の間、施設内点検の回数増(週1回→毎日)の対応をする予定。ホームゲームで訪れた際に発見しても決して触らず、近くのスタッフに声を掛けるように喚起している。

 また、クラブ公式サイトでは特定外来生物・セアカゴケグモの特徴を紹介。国内では1995年に大阪府内で初めて発見され、現在では全国各地で広く生息が確認されている。攻撃性は少なく、驚かせたりしない限り人を咬むことはないという。

 咬まれた場合の症状として①咬まれた部分のまわりが腫れて赤くなり、痛みは全身に広がる、②通常、数時間から数日で症状は軽減するが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの症状が数週間継続することがある、③重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じる、といった点が挙げられている。

 岐阜は20日、長良川競技場でJ2第37節・愛媛FC戦を行う。

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