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パリSGが4発快勝でCLに弾み! ディ・マリア美麗2発、復活ムバッペは8分間で怒涛1G1A

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MFアンヘル・ディ・マリアが2点を先取

[10.18 リーグアン第10節 ニース1-4パリSG]

 フランス・リーグアンは18日に第10節を行った。パリSGは敵地でニースと対戦し、4ー1で勝利した。22日にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節でクラブ・ブルージュと対戦する。

 パリSGは負傷していたFWキリアン・ムバッペとFWエディンソン・カバーニがベンチ入り。FWネイマールやMFユリアン・ドラクスラー、MFイドリサ・ゲイェはいまだ戦線復帰とはならないものの、少しずつ戦力が戻りつつある。今節は4-3-3ではなく、4-2-2-2の布陣を敷き、中盤はMFレアンドロ・パレデスとMFアンデル・エレーラを配置。2列目にMFパブロ・サラビアとMFアンヘル・ディ・マリアを、前線にはFWマウロ・イカルディとFWエリック・マキシム・シュポ・モティングを起用した。

 パリSGは前半15分にカウンターから先制する。中盤のサラビアが後方からのボールをダイレクトで前線にスルーパス。反応したディ・マリアがそのままPA右まで持ち込み、左足シュートでゴール左隅に決めた。さらに同21分、DFトマ・ムニエがPA右の深い位置にパスを通すと、走り込んだディ・マリアが卓越したボールタッチ技術で意表を突く左足アウトサイドのループシュート。ゆっくりと相手GKの頭上を越え、静かにゴールネットを揺らしてみせた。

 前半を2-0で折り返したパリSGはハーフタイムでDFチアゴ・シウバを下げ、DFマルキーニョスを投入。このまま試合を支配するかと思われたが、後半22分に失点を喫する。右サイドの突破を許すと、マルキーニョスとDFプレスネル・キンペンベはPA内へのクロスボールをクリアしきれず、FWケピン・ガナゴに豪快なシュートを決められた。

 後半29分にニースは思わぬ展開を迎える。MFウィラン・シプリアンがパレデスとの交錯でファウルを取られ、2回目の警告により退場に。さらに主審に詰め寄るニースの選手たちの中で、DFクリストファー・エレルがパレデスをはたいてしまい、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により一発レッドで2人目の退場処分となった。

 圧倒的な数的優位となったパリSGは後半38分にサラビアに代えてムバッペを投入。すると同43分、ディ・マリアがPA左から鋭いグラウンダーパスを放つも相手DFにブロックされる。しかしムバッペがこぼれたボールを右足で鋭く打ち抜き、さっそくゴール。さらに同アディショナルタイム1分過ぎにはディ・マリアのパスからPA左のムバッペがPA中央に折り返し、イカルディがダメ押しの4点目を挙げた。

 パリSGは4-1で快勝。大量得点とムバッペ復活という勢いを手にし、22日の欧州CLに弾みをつけた。

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