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鹿島とらえたFC東京!! 前半3発で神戸下して4試合ぶり白星、勝ち点で首位に並ぶ

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先制点を奪ったFC東京高萩洋次郎

[10.19 J1第29節 神戸1-3FC東京 ノエスタ]

 J1は19日に第29節を開催し、ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸FC東京が対戦。前半6分にMF高萩洋次郎、同10分にMFアルトゥール・シルバ、同34分にMF橋本拳人の得点でリードしたFC東京は、神戸の反撃を1点に抑えて3-1の勝利を収めた。4試合ぶりの白星を獲得したFC東京は勝ち点を56まで伸ばし、首位・鹿島と勝ち点で並んだ(得失点差が鹿島+26、FC東京+17で鹿島が首位をキープしている)。

 ホームの神戸は5日の第28節広島戦(●2-6)から先発4人を入れ替え、FW田中順也、MF藤谷壮、DFジョアン・オマリ、DF渡部博文らを先発起用。一方、ここ3戦未勝利(1分2敗)のFC東京は前節鳥栖戦(●1-2)から先発1人を入れ替え、リーグ戦初先発となるA・シルバらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半6分に試合を動かしたのはアウェーのFC東京だった。敵陣でボール奪取を成功させると、右サイドからA・シルバが送ったクロスを髙萩がヘディングですらす。後方のMF東慶悟が粘ってつないだボールに反応した高萩が放ったシュートは右ポストを叩きながらもゴールマウスに吸い込まれ、スコアを1-0とした。

 さらに同10分には左サイドでボールを受けたA・シルバがPA外から強烈なミドルシュートを鮮やかに叩き込み、一気にリードを2点差に広げる。攻撃の手を緩めないFC東京は同35分に加点。自陣からFWディエゴ・オリヴェイラに縦パスを打ち込んだ橋本が前線まで駆け上がると、ボールを運んだD・オリヴェイラのリターンパスをダイレクトで押し込み、前半だけでリードは3点差に広がった。

 前半だけで3点のビハインドを背負った神戸ベンチは同42分に動き、MFセルジ・サンペールに代えてFW小川慶治朗をピッチへと送り込む。3-0とFC東京がリードしたまま後半を迎えると、同15分にはFWダビド・ビジャに代え、5月26日の第13節湘南戦以来、約5か月ぶりのリーグ戦出場となるFWルーカス・ポドルスキが投入される(9月18日の天皇杯4回戦川崎F戦で公式戦復帰)。

 すると後半21分、田中が蹴り出したCKをジョアン・オマリがヘディングで合わせてネットを揺らし、神戸が1点を返す。神戸が勢いを持って攻撃を仕掛けるが、同33分に田中のクロスから渡部が放ったヘディングシュートがカバーに入った高萩にクリアされ、同34分には右サイドから切れ込んだポドルスキが放った強烈な左足シュートがGK林彰洋に弾き出されるなど、なかなか1点差に詰め寄ることができない。

 その後も神戸に得点を許さなかったFC東京が逃げ切り、3-1の勝利を収めた。

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