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広島が後半2ゴールで逆転勝ち!清水は“コロコロFK”実らず2連敗

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同点ゴールを挙げたMF川辺駿

[10.19 J1第29節 清水1-2広島 アイスタ]

 J1リーグは19日、第29節2日目を行った。IAIスタジアム日本平では清水エスパルスサンフレッチェ広島が激突。清水が先制したが、後半2ゴールの広島が2-1で逆転勝利した。

 ともに約2週間ぶりの公式戦。清水は6日の浦和戦(1-2)から1人を入れ替え、DFエウシーニョに代えてDF鎌田翔雅を起用した。一方、広島は5日の神戸戦(6-2)と同じ11人を送り込み、まずはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内への浮上を目指す。

 立ち上がりは清水ペースだった。前半2分、左サイド高い位置でボールを奪い、DF松原后がクロスを入れると、ファーサイドでMF金子翔太が右足で合わせる。これはMF柏好文のブロックに阻まれ、こぼれ球をマイナスに折り返してFWドウグラスが左足シュート。フリーだったが、クロスバー上に外してしまい、早々の決定機を逃した。

 徐々にポゼッション率を高め、パスを回しながらチャンスを伺う広島。前半27分、左サイドで柏が対峙した金子をかわしてカットインし、PA左から右足を振り抜く。これはGK大久保択生に防がれたが、相手陣内でのプレー時間を増やしていった。

 清水は前半23分にアクシデント発生。ボールを奪いに行った際にMF六平光成が右足を痛め、担架でピッチを後に。急ピッチで準備したFW中村慶太が代わって入った。31分、ペナルティーアーク内でMF金子翔太のシュートがMF青山敏弘の腕に当たってFKを獲得。キッカーのFWドウグラスが強烈なシュートではなく、左足でジャンプした壁の下を抜き、3試合連続ゴールを挙げた。

 先制を許した広島は、後半立ち上がりから押し込み、8分にはゴール正面でフリーだった青山が右足ミドルシュートを放つ。これは枠の上に外れたが、直後に同点に追いつく。9分、MF森島司のスルーパスをPA左で受けた柏が中央へ折り返し、MF川辺駿が左足で流し込んで1-1。後半の早い時間に試合を振り出しに戻した。

 これで勢いの増す広島。後半33分、MF稲垣祥に代えてMF清水航平を入れると、直後にスコアが動いた。35分、PA右で森島のリターンパスを受けた柏が高い弾道のクロスを供給。これに飛び込んだFWドウグラス・ヴィエイラが頭で押し込み、2-1と逆転に成功した。

 その後も広島ペースで試合は進み、2-1のまま終了。2連勝を飾り、さらなる上位進出に望みをつないだ。一方、清水は惜しくも逆転負けを喫し、2連敗を喫した。

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