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残留争う直接対決はドロー決着…鳥栖に2度の先行許した磐田が追い付く

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残留を争う直接対決は痛み分けに終わった

[10.19 J1第29節 磐田2-2鳥栖 ヤマハ]

 J1は19日に第29節を開催し、ヤマハスタジアムでは最下位のジュビロ磐田(5勝6分17敗。勝ち点21)と16位のサガン鳥栖(9勝4分15敗。勝ち点31)が対戦。前半12分にMFイサック・クエンカのゴールで鳥栖が先制するが、同アディショナルタイムにFWルキアンが決めて磐田が追い付く。後半22分にはFW金崎夢生の得点で鳥栖が勝ち越したものの、同39分にMFアダイウトンのゴールで磐田が追い付き2-2の引き分けに終わった。勝ち点1を上積みした鳥栖は、横浜FMに敗れた湘南をかわして残留圏となる15位に浮上している。

 ホームの磐田は5日の第28節横浜FM戦(●0-2)から先発1人を入れ替え、DF大井健太郎らを先発起用。一方、アウェーの鳥栖は前節FC東京戦(○2-1)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半12分に試合を動かしたのはアウェーの鳥栖だった。左サイドでボールを受けたクエンカが金崎に縦パスを打ち込み、自らはPA内へと走り込む。金崎が相手に寄せられながらも粘り強くキープしてスルーパスを通すと、クエンカが巧みなチップキックでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った磐田だったが、前半アディショナルタイムに同点に追い付く。右サイドからDF大南拓磨が送ったクロスをFWルキアンがヘディングで合わせたシュートは、緩やかな軌道を描いてゴールマウスに収まり、試合を振り出しに戻した。今夏加入したルキアンにとって、リーグ戦初ゴールとなった。

 1-1のまま後半を迎えると、同9分に磐田ベンチが動き、MF藤川虎太朗に代えてMFアダイウトンを投入。同11分には鳥栖ベンチが動き、MF原川力に代わってFW小野裕二がピッチへと送り込まれた。すると同21分、左サイドからクエンカが送ったクロスをPA内で受けた金崎が、相手数人に囲まれても力強くキープしてコースを生み出すと、右足シュートでネットを揺らして鳥栖が勝ち越しに成功した。

 しかし後半39分、鳥栖のクリアミスがPA内で浮き球となると、アダイウトンが鮮やかなバイシクルで叩き込み、磐田が再び試合を振り出しに戻す。その後、両チームともに勝ち越しゴールを狙ったものの、3点目は生まれず。2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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