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「何かのジョークだ」クロップが宿敵との一戦へ警戒を強める

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警戒を強めるユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、マンチェスター・ユナイテッド戦を前に警戒感を強めている。

 今季、ここまで開幕から8連勝を飾り、早くも2位以下に勝ち点8差をつけるリバプール。30年ぶりのイングランド1部リーグ制覇を目指す同クラブは20日、長年しのぎを削って来たライバル、ユナイテッドと敵地で対戦する。

 リバプールとは対照的に、オーレ・グンナー・スールシャール監督率いるチームは過去29年間で最悪のシーズンスタートを切るなどここまで12位と低迷。これを受け、イギリス『スカイ・スポーツ』の解説者が両チームによるベストイレブンを作成したところ、11名全員がリバプールの選手になる事態にまで発展する。

 不振に喘ぐ宿敵との一戦に向けて口を開いたクロップ監督は、18日の会見で「スカイで両チームを統合したベストイレブンを作り、全員がリバプールの選手になっていたが、何かのジョークだ」と語気を強め、ユナイテッドへの警戒をあらわにした。

「ユナイテッドの強さを知っている。ユナイテッドはこの試合で悪い流れを断ち切ろうとしていることを十分に理解する必要がある。彼(ダニエル・ジェームズ)は本当に良い選手で、(アントニー)マルシャル、(マーカス)ラッシュフォードの3人がピッチに立つと予想している。彼らはスピードとクオリティを兼ね備えている」

「試合やシーズンを戦い抜くには勢いが必要で、今、ユナイテッドにはこれが欠けている。それでも、我々は彼らのことをベストチームだと考えている。本当に難しい状況下にいる本当に良い相手との試合だから大きな挑戦になる」

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