beacon

昇格組マジョルカが首位レアルから大金星!! 久保建英も“レンタル元”相手に途中出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

レンタル元との試合に出場したマジョルカMF久保建英(写真左)

[10.19 リーガ・エスパニョーラ第9節 マジョルカ1-0R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは19日、第9節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカレアル・マドリーに1-0で勝利した。期限付き移籍中の久保にとっては保有クラブとの対決。先発入りこそ逃したが後半14分からピッチに立ち、チームの大金星に貢献した。

 国際Aマッチウィークで日本代表に合流していた久保は、移動疲れの影響もあってか2試合連続でのベンチスタート。久保との契約に不出場条項を盛り込まなかったR・マドリーはFWカリム・ベンゼマとFWルカ・ヨビッチを2トップに据えた4-4-2で臨む中、先に試合を動かしたのはマジョルカだった。

 前半7分、R・マドリーの攻撃を自陣深くで奪ったマジョルカは前後のパスを有効に使って相手のプレスをいなすと、ボールを持ち上がったDFアントニオ・ラージョが左サイドに展開。これを受けたMFラゴ・ジュニオールがカットインから右足を振り抜き、豪快なシュートを叩き込んだ。

 マジョルカは前半14分、敵陣でイーブンのボールを競り合ったL・ジュニオールがFWアンテ・ブディミルにつなぐと、左足ハーフボレーでネットが揺らされたが、惜しくもオフサイド。すると徐々にR・マドリーはペースを掴み、ベンゼマやFWビニシウス・ジュニオールがチャンスをつくった。

 1-0で迎えた後半14分、マジョルカは2枚目の交代カードで久保を送り込む。対するR・マドリーは21分、ヨビッチとイスコを一気に下げ、MFフェデリコ・バルベルデとFWロドリゴを投入。今季プレシーズンのR・マドリーでトップチーム昇格を争った久保とロドリゴがメインスタンド側の同サイドで競演する形となった。

 R・マドリーは後半29分、L・ジュニオールに猛チャージをかけたDFアルバロ・オドリオソラが2枚目のイエローカードで退場。36分、久保は数的優位の左サイドへのポジションチェンジから攻撃参加を見せたが、味方からのスルーパスはややタイミングが遅くオフサイドに終わった。

 その後は久保がボールを持つシーンもあったが、巧みな駆け引きを見せてくる相手選手をなかなか突破できず、守備に追われる時間帯が続いた。それでも最後まで耐え抜いたマジョルカが1-0でリードしたまま試合終了。昇格組クラブが前節まで首位を走っていたR・マドリーを破るというアップセットを演じた。

●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●久保建英の試合はDAZNで!!いまなら初月無料!!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP