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7試合ぶりSHで1G!守備でも貢献した柏MF瀬川「気持ちでプレー」

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今季7ゴール目を挙げた瀬川祐輔

[10.20 J2第37節 千葉0-3柏 フクアリ]

 柏レイソルの左サイドハーフで背番号18が躍動した。今季35試合目の出場となったMF瀬川祐輔だが、直近6試合は右サイドバックとして先発。中盤左サイドに入ったのは、8月31日の新潟戦(△1-1)以来7試合ぶりのことだった。
 
「最終ラインにいるときは後ろのスペースとか、連動性を気にして守備をしていたし、攻撃もリスク管理を考えながらやっていた。今日はノンストレスでやっていたわけではないですけど、後ろに(古賀)太陽がいて、ボランチもいて、ミスをしても後ろに人がいる」。生き生きとプレーしているように見えた。

 新潟戦の途中からサイドバックとしてプレーして以降、全6試合で先発しながらもカードを一度も受けていなかった。「サイドバックのときはファウルを気にして、クリーンにボールを取りに行っていたんですけど、サイドハーフはカウンターを止めるポジショニングも大事ですし、気にせず行けた」。千葉戦では警告を受けてしまったが、「米倉(恒貴)選手も上手かったですけど、あそこはバチバチしなければいけない部分だった。気持ちでプレーしました」。中盤でプレスをかけられてボールも刈れる。千葉ダービーで瀬川が果たした役割は大きかった。

 守備面はもちろん、攻撃面でもその能力を発揮した。前半22分にFW江坂任からのパスを受けると、ミドルレンジから左足を振り抜いた。伸びのあるシュートはGKも及ばず千葉のゴールに突き刺さった。「いいゴールでした」と11試合ぶりの得点を笑顔で振り返った瀬川。「守備は求められてますけど、攻撃で結果を残せたのはよかった」。攻守で活躍を見せたMFは、快勝を飾った千葉ダービーを回想した。

 11連勝で奪首したときと同じ前線の組み合わせで、連敗を止めた柏。昇格&優勝のラストスパートをかける。

(取材・文 奥山典幸)

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