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北海の右WB薮中がスプリント、仕掛けを連発。相手の得点源押し下げる:北海道

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右サイドから相手を押し込んだWB藪中海皇

[10.20 選手権北海道予選決勝 札幌一高 0-1 北海高 厚別]

 選手権北海道予選決勝のポイントの一つとなったのがサイドの攻防だ。インターハイ予選優勝校の札幌一高は右FW清水響生(3年)が3戦連発中で、左FW近江勇哉(3年)も3試合3ゴールと得点源になっていた。

 北海高はDF松本広大主将(3年)が「サイドの選手が落ちるのを速くして、(札幌一に)コンビネーションを出させないことを意識していました」と振り返ったように、サイドプレーヤーの戻りを速くすることで守りに人数をかけ、相手に自由な崩し、突破をさせなかった。

 加えて右WB藪中海皇(3年)は、幾度もハイサイドへスプリント、ドリブルをして相手の左サイドを押し下げることに成功。「自分の強みは勢いに乗ったドリブルで、しっかりクロスを上げて得点のチャンスを作るところ」という薮中は、立ち上がりの前半5分にDF2人を振り切って前進すると、その後も前後半に決定的なクロスを上げたほか、ミドルシュートも打ち込んでいた。

 守備についても「作戦通りできたと思います」と微笑。コンビネーションで背後を突かれたシーンもあっただけに本人は満足していなかったが、それでも身体の強さを活かした対人守備も含めて勝利に貢献した。

 自身の理想像について「長友(佑都)選手のようにハードワークでしっかりとチームを助ける選手になりたいです」と語った薮中は、選手権へ向けて「しっかり自分の仕事であるクロスで得点を獲って、チームの勝利に貢献したいです」。全国でも左の吉川哲太(3年)とともに攻撃やハードワークでプラスアルファをもたらし、再びサイドの攻防を制す。

(取材・文 吉田太郎)
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