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193センチFWに苦しめられた千葉DF新井一耀「ああいう相手にもっとやれないと…」

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[10.20 J2第37節 千葉0-3柏 フクアリ]

 193センチの相手に手を焼いた。柏FWオルンガとの“ガチンコ勝負”に挑んだジェフユナイテッド千葉DF新井一耀は「ああいう選手に対してもっとやれないと…」と唇を噛んだ。

 序盤から千葉は攻撃の組み立てに苦しんだ。「飛ばすパスを狙っていたけど、相手の守備の意識が強かった。ミスが続いた中で消極的になって動きが減ってしまった」と悪循環に陥り、敵陣深くへとボールを運べない。すると、前半17分にはオルンガに寄せた新井が吹き飛ばされてフィニッシュに持ち込まれると、このプレーで与えたCKから先制点を献上してしまった。

 その後もオルンガとの激しいバトルが繰り広げられる。「ボールが入ったところをインターセプトできればいいけど、無理やりいくと入れ替わられるので、あまり近付き過ぎずにトラップしたところを取ろうと考えていた」ものの、「前半はドタバタしてしまった」と相手の前線の基準点から自由を奪い切れず。後半はCBの相方となるDFエベルトをチャレンジさせ、「自分はカバー」と役割を分担して立て直したが、最後まで193センチFWに苦しめられた。

 強靭なフィジカルだけでなく、足元の技術も高いオルンガを一人で止め切るのは難しい。「まだまだ、チームとしても、個人としても力が足りなかった。ビビッて何もできなかったら自分も上に行けないと思うので、もっとトライしたかった。ああいう相手に対してもっとやれないと、上でやることはできない」と厳しい表情で振り返った。

(取材・文 折戸岳彦)

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