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ピオリ新体制ミランはドロー発進、“背番号10”が1G1Aも…終了間際に追いつかれる

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新体制ミランの初陣はドロー

[10.20 セリエA第8節 ミラン2-2レッチェ]

 セリエAは20日に第8節を行った。ミランはホームでレッチェと対戦し、2ー2でドロー。ステファノ・ピオリ新監督の初陣は痛み分けに終わった。

 8日に今シーズンからチームを指揮していたマルコ・ジャンパオロ監督を解任したミランは、9日にピオリ監督を新指揮官として迎え、新体制で今節に挑んだ。4-3-3の布陣を敷き、前線にはMFスソ、FWラファエル・レオン、MFハカン・チャルハノールが並んだ。

 序盤から攻撃を仕掛けるミランは前半20分に先制。チャルハノールは後方右サイドからのロングフィードをPA右で収めると、巧みなタッチで相手2選手をかわして右足シュートを叩き込んだ。追加点は奪えないものの、勢いに乗ったミランは前半を1-0で折り返した。

 後半もペースを握るミランだが、後半17分に不運な形で失点を招く。DFアンドレア・コンティがPA内でハンドをしてしまい、PKを献上。GKジャンルイジ・ドンナルンマはFWクマ・ババカルのPKを一度は止めるが、こぼれ球を再びババカルに押し込まれて同点にされた。

 ミランは後半22分、レオンに代えてFWクシシュトフ・ピョンテクを、MFルーカス・パケタに代えてMFラデ・クルニッチを投入。すると同36分に勝ち越し点が生まれる。チャルハノールが中盤からPAライン付近のクルニッチとワンツーでPA右に抜けると、中央への折り返しをピョンテクが右足で流し込んだ。

 逃げ切りたいミランだったが、後半アディショナルタイム2分過ぎに痛恨の失点。PA手前からDFマルコ・カルデローニに強烈な左足シュートを打たれ、ゴール右隅に決められた。試合は2-2のドローで終了。ミランは勝ち点1の獲得に終わった。

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